iOS 14/iPadOS 14ではコントロールセンターから、AirPodsなどで再生している曲の音量や環境音のレベルをチェックすることが可能になっています。詳細は以下から。
Appleは2019年にリリースしたwatchOS 6では、Apple Watch Series 4以降のApple Watchのマイクを利用し、Apple Watchをしているユーザーの周辺の環境音レベルを測定、聴覚に影響をおよぼすレベルまで環境音が大きくなると警告を出す「ノイズ」アプリを導入しましたが、
現地時間2020年09月16日にリリースされた「iOS 14/iPadOS 14」では、iPhoneやiPadに接続されているEarPodsやAirPodsから再生中の曲の音量や周辺の環境音を取り込んで、騒音レベルを測定する聴覚機能がコントロールセンターから利用できるようになっています。
音のレベルを調べる
EarPodsやAirPodsで再生されている曲の音量や、周辺の環境音のレベルを測定するには、iOS 14/iPadOS 14へアップグレードしたiPhone/iPadの設定アプリから[コントロールセンター] → [聴覚]でコントロールセンターに聴覚機能を追加し、画面右上を下にスワイプしてコントロールセンターを表示するだけで、
コントロールセンターの聴覚を長押しするとヘッドフォンからの音量や周辺の環境音の音量がデシベル(dB)表示され、80dBを超えると大音量と警告されます。測定した音量レベルはヘルスケアアプリに記録(watchOS 6とiOS 13からの機能)されるので、iOS 14へアップグレードされた方は試してみてください。
おまけ
この機能はAirPodsやBetasなど、iPhoneやiPadをリモートマイクにできる「ライブリスニング」をサポートしたオーディオ機器なら利用できるようですが、廉価なイヤホンやヘッドフォンでは利用できない場合があるので、手持ちのオーディオ機器を接続してチェックしてみてください。
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