Apple、ChromeやFirefoxなどの機能拡張をSafari機能拡張へ変換できるコマンドラインツール「Web Extension Converter」を提供。

Safari
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 AppleがChromeやFirefoxなどの機能拡張をSafari機能拡張へ変換できるコマンドラインツール「Web Extension Converter Tool」を提供しています。詳細は以下から。

Xcodeのアイコン

 AppleおよびWebKitチームは現地時間2020年06月25日、今年秋にもリリースを予定しているmacOS 11 Big Surのデフォルトブラウザ「Safari v14」で採用が予定されている新機能や不具合修正を行ったSafari Technology Preview v109 (以下、STP v109)」を開発者に公開しましたが、

Safari Technology Preview 109

Safari Web Extensions. Extensions written for Chrome, Firefox, and Edge that use the WebExtension APIs can be converted to Safari Web Extensions using Xcode 12.

Release Notes – Safari Technology Preview – Safari – Apple Developer

WWDC20のセッション10665「Meet Safari Web Extensions」によると、このSTP v109(Safari v14)では、WebExtensions APIを利用して開発されたGoogle ChromeやMozilla Firefox、Microsoft Edge、Opera用のブラウザ機能拡張を変換してSafariで利用できる「Safari Web Extensions」がサポートされ、開発者に対し「Web Extension Converter」が提供されています。

WWDC20 10665 Meet Safari Web Extensions

 Web Extension ConverterはXcode 12のコマンドラインツール”xcrun”から利用可能なコンバーターで、xcrun safari-web-extension-converterコマンドに既存のブラザ機能拡張を指定するだけで、上手くいけばSafari機能拡張化することができ、Xcodeでアイコンと機能拡張をラップすれば簡単にMac App Storeで配布できるようになるそうなので、興味のある方はWWDC20セッション10665をチェックしてみてください。

xcrun safari-web-extension-converter

xcrun safari-web-extension-converter [option] /path/to/extension

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