iOS 15では「拡大鏡」がアプリとして追加され、カメラを利用して小さい文字などを拡大することが可能になりました。詳細は以下から。
Appleは現地時間2016年9月13日にリリースした「iOS 10」でアクセシビリティ機能に、iPhone/iPadのカメラを利用して小さい文字や物体を拡大できる「拡大鏡 (Magnifier)」機能を追加しましたが、2021年09月21日にリリースされた「iOS 15/iPadOS 15」では、この拡大鏡が新たにアプリとして追加されました。
“拡大鏡”はiPhoneまたはiPadのカメラを使って実物をデジタル的に拡大して表示します
iOS10のリリースノートより
拡大鏡の使い方
iOS 15にアップグレードすると拡大鏡アプリがホーム画面に追加されているか、Appライブラリに追加されているのでホーム画面に移動しアプリを開きます。
iOS 15の拡大鏡はアクセシビリティ機能の拡大鏡と同じくズームの調整、フラッシュライトのON/OFF、カラーフィルタの適用、明るさ(コントラスト)の調整が可能で、連続して撮影した写真を写真ライブラリに保存する前に拡大/選別できるマルチ写真モードが利用可能で、LiDARセンサー搭載のiPhoneやiPad Proデバイスでは人との距離を測定することも可能です。
iOS 15では拡大鏡がアプリとして追加されましたが、アクセシビリティ機能とも連携しており、これまで同様、iPhone 8やiPadなどホームボタン搭載のiOS/iPadOS デバイスならばホームボタンを3回連続押し、iPhone XやiPad ProなどFace ID搭載のデバイスならばサイドボタンを3回連続押しすることで素早く起動できるので、iOS/iPadOS 15へアップグレードされた方は試してみてください。
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