iOS 15ではAppleデバイスやAirTagなどが手元から離れた場合にiPhoneへ通知し、離れた場所を探すアプリで表示することが可能になりました。詳細は以下から。
Appleは2019年にリリースしたiOS 13/iPadOS 13やmacOS 10.15 Catalinaで、Apple IDで紐付けしたAppleデバイスを紛失したさいに、Appleの「探す(Find My)」ネットワークを利用して、Appleデバイスの場所を表示する「探すアプリ」を導入していますが、
Appleが現地時間2021年09月21日にiPhone 6sやiPhone SE(第1世代)以降のiPhone向けにをリリースた「iOS 15」では、探すアプリがアップデートされ、ユーザーのMacやiPhone, iPad, AirTag, Appleの探すネットワーク対応の自転車などが、所有者の手元から離れた際にiPhoneやApple Watchに通知を表示することが可能になっています。
手元から離れたときに通知を受け取る方法
Appleの探す対応デバイスが手元から離れたときに通知を受け取るには、iOS 15へアップグレードしたiPhoneで探すアプリを起動し、「デバイスを探す」または「持ち物を探す」をタップして、手元から離れたときに通知をして欲しいAppleデバイスやAirTag付きの商品を選択、中ほどにある「手元から離れたときに通知」をタップします。
後は「手元から離れたときに通知」をONにするだけですが、この機能には「信頼できる場所」という設定が可能で、例えば自転車にAirTagをつけてある場合、ユーザーが自転車に乗らずに家や職場などに置いたまiPhoneを持って出かけると、iPhoneは自転車がユーザーの手から離れたと思い通知を出してしまうため、家や職場など信頼できる場所から100m(変更可能)以内に自転車がある場合は手元から離れても通知を出さないという設定ができるようになっています。
この機能はiPhoneはもちろん、常に身につけているApple Watch(watchOS 8)でも利用できるようになっているので、AirTagなどをお持ちの方は試してみてください。
おまけ
また、AppleはWWDC21で同社の完全ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」とヘッドホン「AirPods Max」がiOS 15の探すアプリに対応すると発表していましたが、この機能はiOS 15リリース現時点では対応しておらず、今後のアップデートで提供されると発表されています。
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