iPadOS 15では、iPhoneと同じく充電環境のない出先や災害時などにバッテリーの消費を抑える「低電力モード」が利用可能になりました。詳細は以下から。
Appleは2015年09月にリリースした「iOS 9」で、出先や災害時などiPhoneを充電できない環境下でiPhoneの消費電力量を抑えバッテリー駆動時間を伸ばすことができる「低電力モード (Low Power Mode)」を実装しましたが、
低電力モードでデバイスのパフォーマンスを最適化することにより、バッテリー駆動時間を最大3時間延長
iOS 9のリリースノートより
現地時間2021年09月20日にiPad(第5世代)やiPad Air 2、iPad mini 4以降のiPad向けにリリースされた「iPadOS 15」では、この低電力モードがiPadでも利用できるようになっています。
"低電力モード"では、iPadを完全に充電できるまでダウンロードやメールの受信などのバックグラウンドでの動作を一時的に抑えられます。
搭載しているバッテリーがiPhoneと比較して大きく、バッテリー駆動時間が長いiPadではあまり低電力モードを利用する機会はないかもしれませんが、iPadで低電力モードを有効にするにはiPadOS 15の設定アプリで[バッテリー] → [低電力モード✅]をONにするだけで、低電力モードに移行するとバッテリーインジケーターが黄色くなりバッテリー残量(%)が表示され、
iPhoneの低電力モードと同じようにディスプレイの明るさを減らし、メールの取得やアプリのバックグラウンド更新、自動ダウンロード、ビジュアルエフェクト、自動ロック、iCloud写真の同期、5G通知がOFFまたは一部制限されバッテリーの消費電力が抑えられます。また、iPadが充電できるようになり充電率が80%以上になると自動的に低電力モードが解除されるようになっているので、一時的にiPadの駆動時間を伸ばしたい方は試してみてください。
- iPhoneで低電力モードを使ってバッテリーを長持ちさせる – Apple サポート
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