ドメイン名や拡張子、アプリ別に開くブラウザを変更できるMac用ユーティリティアプリ「BrowserHub」がリリースされています。詳細は以下から。
BrowserHubはWWDC for OS Xなどを開発しているブラジルのエンジニアGuilherme Ramboさんが開発&公開したMac用アプリで
- Apple Storeを開くブラウザはSafari
- HTTPSプロトコルを開くのはVivaldi
- YouTubeやGmailを開くブラウザはChrome
- Twitterアプリ上のリンクを開くのはFirefox
- MicrosoftドメインのWebサイトはParallelsのInternet Explorer
といったように、ドメインやプロトコル、アプリなどによりブラウザを変更できる「Finicky」の様なMac用ユーティリティアプリです。
You can define rules to always open certain websites on a specific browser. Maybe you like to use Safari as your default browser but want YouTube to always open in Chrome. Or maybe you want to always open links clicked within an app on a specific browser, you can do that too.
使い方
使い方は複数のブラウザをインストールしたMacにBrowserHubをインストールし、システム環境設定の[一般] > [デフォルト Web ブラウザ]でBrowerHubを選択。
次にBrowserHubを開いてルールを決めていきます。ルールは「App」「Host」「Scheme」「Path」「Extension」から選択可能で、それぞれ以下の様な動作をします。
- App : 特定のアプリ内にあるURLを開いた時のルール(日本語環境は非対応?)
- Host : ホスト(ドメイン)に特定の文字列が含まれている時のルール
- Scheme : HTTP, HTTPS, FTPなどのプロトコルによるルール
- Path : URL内に特定の文字列がある場合のルール
- Extension : 拡張子がhtml, txt, pdfなどによるルール
ルールは各選択肢で「文字列を含む」「完全に一致」など細かいオプションが利用可能で、後はルールを保存するだけで、決められたルールで各ブラウザが開きます。
また、BrowserHubはデフォルトブラウザの切替機能を備えており、メニューの[Preferences]から「Enable fast default browser switching」をONにすることでショートカットキーで素早くデフォルトブラウザを切替えることが可能です。
BrowserHubは現在リリース価格で1,200円で発売されていますが、公式サイトでは5日間無料で利用可能なトライアル版が公開されているので、気になる方は公式サイトへどうぞ。
関連リンク
- Sometimes, one default browser is not enough – BrowserHub
- 特定のURLやアプリを指定してSafariやChromeなど開くブラウザを変更できるMac用ユーティリティアプリ「Finicky」が公開。
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