WindowsとLinux仮想マシンとの互換性を向上させた「Parallels Desktop 26 for Mac v26.1.0」がリリースされています。詳細は以下から。
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Alludo(旧Corel)傘下のParallels International GmbH.は現地時間2025年09月25日、Liquid Glassデザインを採用する「macOS 26 Tahoe」と「Windows 11 25H」への完全対応を予定している「Parallels Desktop 26 for Mac v26.0.0 (以下、Parallels Desktop 26)」のマイナーアップデートとなる「Parallels Desktop 26 for Mac v26.1.0」をリリースしています。

Parallels Desktop for Mac 26.1.0(57287)アップデートでは、次の機能追加と改良を含め、全体的な安定性とセキュリティの問題に対処しました。
リリースノートより抜粋
Parallels Desktop for Mac v26.1では、Windows 11仮想マシンでNorton 360が実行されたときにマシンがBSODでクラッシュする不具合や、Linux仮想マシン用Parallels Tools for Linuxの新しいドライバレスバージョンの導入、Apple Silicon MacにUbuntu 24.04.3やKali 2025.2、Debian 12.11など最新のLinuxディストリビューションを素早くインストールできるようになっています。

なお、Parallels Desktop for Mac v26.xはmacOS 26 Tahoeへの完全対応を予定していますが、現在(macOS 26.0)のところ、Apple Silicon Mac上の仮想マシンでAppleアカウントにサインインできない不具合やTahoe仮想マシンでパフォーマンスやアピアランスが低下する不具合など、Apple側で対処してもらわなければならない不具合が多く確認されているそうなので、ユーザーの方は注意してください。

Parallels Desktop for Mac 26.1.0 リリースノート
Parallels Desktop for Mac 26.1.0(57287)アップデートでは、次の機能追加と改良を含め、全体的な安定性とセキュリティの問題に対処しました。
Windows
- Norton 360 セキュリティソフトウェアがスケジュールされたスマートスキャンを実行したときに、Windows 11 仮想マシンが BSOD でクラッシュする問題を修正しました。
- Coherence モード中に Bluebeam Revu ソフトウェアユーザーがサインインできない問題を修正しました。
Linux
- Parallels Tools for Linux の新しいドライバレスバージョンを導入し、インストールとカーネルの互換性の問題を最小限に抑えます。
- Apple Silicon Mac に素早くインストールできるように、更新された Linux ディストリビューション(Ubuntu 24.04.3、Kali 2025.2、Debian 12.11 など)をいくつか追加しました。
- Ubuntu 25.04 を実行している仮想マシンが接続されたドライブを Mac と共有できない問題を修正しました。
- Fedora 41 を実行している仮想マシンで共有フォルダーが空として表示される問題を修正しました。
- Mac を再起動した後、Debian 12 を実行している仮想マシンがインターネットに接続できなくなる問題を修正しました。
- 新しいParallels® Desktop 26 for Mac – Parallels Desktop


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