macOS 26 Tahoeのフルインストーラーアプリのサイズは過去最大の約17GBになっています。詳細は以下から。
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Appleは現地時間2025年09月15日、Liquid Glassデザインを採用した「macOS 26 Tahoe」を正式にリリースしましたが、このTahoeのフルインストーラーアプリのサイズは、macOS 15 Sequoiaの約14GBを超え、17GB近いサイズになっています。

macOS 14 Sonoma、macOS 15 Sequoia、macOS 26 Tahoeのフルインストーラーアプリのサイズ
macOSのフルインストーラーアプリのサイズは、Intel Mac (x86_64)のみのサポートだったmacOS 10.15 Catalinaまでは10GBを超えず、起動可能なUSBメモリを作成する場合でもUSBメモリの容量は12GBで十分でしたが、

macOS 11 Big Surまでのインストーラーアプリのサイズ
Apple Silicon Mac (Arm)をサポートしたmacOS 11 Big Surからフルインストーラーアプリもファット(fat)バイナリとなり、アプリサイズが12GBを超え、Appleは起動可能なUSBメモリに必要な容量を14GBに変更、
さらに、昨年リリースされたmacOS 15 Sequoiaではフルインストーラーアプリのサイズが14GBを超え、起動可能なUSBメモリに必要な容量も32GBに変更されていました。

新たにリリースされたmacOS 26 Tahoeのフルインストーラーアプリのサイズは、Liquid Glassデザインの導入にあたり16.98GBと、さらに肥大化しており、macOS 15 Sequoiaと同じ容量32GBのUSBメモリで起動可能なUSBメモリを作成できますが、これは過去最大サイズとなっています。

ただ、AppleはmacOS 26 TahoeをIntel Macをサポートする最後のmacOSとすると発表しているため、来年リリースされるmacOS 27はIntel (x86_64)バイナリが削除され、Tahoeのフルインストーラーアプリのサイズより大幅にサイズが削減されると思われます。

Platforms State of the Unionより
おまけ
なお、Appleは現在、Hotfix準備のためか、Mac App Storeでフルインストーラーアプリを公開していないため、フルインストーラーアプリをダウンロードするには、

Mac App Storeで公開されている他のmacOSインストーラーアプリ
macOS 26 Tahoeに対応しているMacのターミナルを開いて以下のsoftwareupdateコマンドを実行してやる必要があります。(M3 Ultraチップ搭載のMac Studioは、このフルインストーラーアプリを利用しアップグレードしても、不具合によりmacOS 15 Sequoiaに戻されてしまうので注意してください。)

softwareupdate –fetch-full-installer –full-installer-version 26.0
- macOS 26 Tahoeの新機能と不具合まとめ


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