ApplemacOS 11 Big Surの起動可能なインストーラの作成に必要なUSBメモリの空き容量を12GBから14GB以上へ変更しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2021年02月10日、macOSの起動可能なインストーラの作成方法をまとめたサポートページをアップデートし、昨年11月にリリースしたBig Surの起動可能なインストーラの作成に必要なUSBメモリ(フラッシュドライブ)やセカンダリボリュームの要件を「空き容量12GB以上」から「空き容量14GB以上」に変更しています。
What you need to create a bootable installer
- A USB flash drive or other secondary volume formatted as Mac OS Extended, with at least 14GB of available storage
- A downloaded installer for macOS Big Sur, Catalina, Mojave, High Sierra, or El Capitan
How to create a bootable installer for macOS – Apple Support
macOS 11 Big Surのインストーラアプリのサイズは、Intel(x86_64)とApple Silicon(arm64)の両方のアーキテクチャをサポートしたことで、インストーラがダウンロード方式になったMac OS X 10.7 Lion以降で過去最大の約12.6GBとなり、リリース直後から空き容量12GBのUSBメモリでは作成できないことが確認されていました。
現在のUSBメモリ市場は32GBモデル以上が主流で単位単価(GB/円)あたり最も安いのは64~128GBモデルとなっており、ブランドを気にしなければ1,000円以下で手に入るため、購入したUSBメモリの空き容量が問題になることは少ないと思いますが、古いmacOSの起動可能なインストーラに利用していた8GBのUSBメモリをBig Sur用に使用すると以下のような警告が出るので注意してください。
- How to create a bootable installer for macOS – Apple Support
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サポートアーキテクチャがApple Siliconオンリーになると半減するのだろうか?