RazerがThunderbolt 5やUSB-Aポートなどに加えM.2 SSDスロットを搭載した10-in-1ドッキングステーション「Razer Thunderbolt 5 Dock」を発売しています。詳細は以下から。
米カリフォルニア州のゲーミングアクセサリーメーカーRazerは現地時間2025年07月15日、Thunderbolt 5規格に対応したドッキングステーション「Razer Thunderbolt 5 Dock (RC21-0229x)」とeGPU Box「Razer Core X V2」を発売すると発表しています。
The Razer Thunderbolt™ 5 Dock is engineered to meet the evolving demands of modern workstations and gaming environments. With support for triple 4K displays, ultra-fast data transfer, and integrated storage, the dock consolidates multiple functions into a single, efficient hub.
Razer Introduces Next-Generation Connectivity and Performance with New Thunderbolt™ 5 Dock and Core X V2 – Razer
Razer Thunderbolt 5 Dockは、Razerが2021年に発売したThunderbolt 4対応のドッキングステーション「Razer Thunderbolt 4 Dock」のThunderbolt 5版で、
背面にGigabit Ethernetポートを1つと、ホスト接続用を含む4つのThunderbolt 5ポート、電源入力ポート(250W ACアダプター同梱)、USB-A 3.2 Gen 2 (10Gbps)ポートを2つ、USB-C 3.2 Gen 2ポート、3.5mmヘッドホンジャック、側面にUHS-II対応のSDカードリーダーに加え、
底面には最大8TBのPCIe Gen 4 x4 NVMe SSDを1基搭載可能なSSDスロットを搭載した10-in-1のドッキングステーションで、最大80Gbpsのデータ転送速度に加え、対応するGPUを搭載したPCではディスプレイ向けに1レーンを提供できる120GbpsのBandwidth Boostモードを利用し、リフレッシュレート144Hzの4Kトリプルディスプレイ出力が可能となっています。
ホスト接続用のThunderbolt 5ポートは、最大140W PDでノートPCを充電できるようになっている他、NVMe SSDやThunderbolt 5 Dockを冷却できるよう内部にアクティブ冷却ファンを搭載しているそうです。
Razer Thunderbolt 5 Dockには通常モデルのMercury (RC21-022902)と、Razerお馴染みの1,680万色のライティングが可能なChroma (RC21-022901)対応モデルが用意されており、サイズはどちらも約205 x 80 x 30mm、重さ約524gで、価格はMercuryが389.99ドル、Chromaが399.99ドル、日本では67,980円からとなっています。
おまけ
公開されたサポートマニュアルによると、MacでRazer Thunderbolt 5 Dockを利用するにはThunderbolt 5に対応したM4 Pro/Maxチップ搭載のMacBook Pro (Mac miniも)が必要で、M4 Max MacBook Proでは、デュアル8K@60Hzディスプレイやデュアル4K@240Hzディスプレイ環境が構築できるそうです。
コメント
thunderbolt５ってまだIntelとAppleが共同開発しているんですよね？
eGPUが使えないのは、リソースを割きたくないAppleが使いたくないのはわかりますが、シェアが落ちているIntelが、使える武器（thunderbolt５、ArcGPUシリーズ）を使わないのは、なんだかなー、って思っちゃいますね。