ParallelsがWindows/Linux仮想マシンでの機能の改善や不具合を修正した「Parallels Desktop for Mac App Store Edition v1.20.4」をリリースしています。詳細は以下から。
![]()
Alludo(旧Corel)傘下のParallels International GmbH.は現地時間2025年07月08日、Intel/Apple Silicon Mac上でWindowsやLinux仮想マシンを作成出来る仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for Mac App Store Edition (以下、Parallels Desktop)」のバージョン1.20.4アップデートをリリースしたと発表しています。

Parallels Desktop for Mac App Store Edition 1.20.4(23908)アップデートでは、次の機能追加と改良を含め、全体的な安定性とセキュリティの問題に対処しました。
リリースノートより
Parallels Desktop v1.20.4は、今年05月にリリースされたStandard Editionの「Parallels Desktop v20.4.0」と同じく、Epic社の医療情報アプリHyperspaceでDragon Medical OneのマクロのサポートやIntel MacでWindows 11仮想マシンをスリープから復帰した際にブラックスクリーンが表示される不具合、Ubuntu 25.0.4仮想マシンでフォルダ共有ができない不具合などが修正されています。

ただし、Parallels DesktopのMac App Store Editionは、現在Standard Editionが対応しているWindows VMへのUSBパススルー接続や、Apple Silicon Mac上でx86_64 Windowsを動作させることができる「x86-64 エミュレーションモード」など複数の機能が非対応となっているので注意してください。
Apple Silicon Macで動作するx86_64 Windows 10
Parallels Desktop for Mac 1.20.4
Parallels Desktop for Mac App Store Edition 1.20.4(23908)アップデートでは、次の機能追加と改良を含め、全体的な安定性とセキュリティの問題に対処しました。
Windows
- Mac アプリ(Epic Hyperspace など)で Dragon Medical One マクロ(ステップバイステップコマンド)を使用するためのサポートを導入しました。
- Intel Mac 上で Windows 11 仮想マシンをスリープモードから復帰させた際にブラックスクリーンが発生する問題を修正しました。
- Mac から Windows 仮想マシンのメールクライアントを使用してファイルを送信しようとした際に、Microsoft Outlook で「Windows メールアプリで送信」機能が正常に動作しない問題を修正しました。
Linux
- Parallels Tools for Linux がインストールされた Ubuntu 25.04 仮想マシンで、ホスト Mac の共有フォルダー内のファイルにアクセスできない問題を修正しました。
- Ubuntu 24.04 でアプリケーションウィンドウを移動した際にブラックスクリーンが発生する問題を修正しました。
- Parallels Desktop – Mac App Store
- Parallels Desktop 20 for Mac – Parallels


コメント