macOS 15 Sequoia以降のApple Silicon MacBookで、蓋を開けたり電源に接続してもMacの電源が入らないようにする設定を追加したユーティリティ「OnyX v4.7.4」がリリースされています。詳細は以下から。
Appleは2025年01月、Apple Siliconを搭載したMacBook Air/Proでディスプレイの蓋を閉じたり、電源アダプタを接続した際に、MacBookの電源が自動的にONになる設定を無効化できるオプションをmacOS 15 Sequoia以降に追加したと発表し、その方法を公開しましたが、
Appleシリコン搭載のMacノートブックは、蓋を開けたり、電源に接続すると、自動的に電源が入って起動します。macOS Sequoia 15以降では、この動作を変更することができます。設定を変更しても、引き続き、キーボードやトラックパッドを使ってMacの電源を入れることができます。
Macノートブックの蓋を開けたり、電源に接続したときに電源が入らないようにする – Apple Support
macOS用のメンテナンスユーティリティ「OnyX」シリーズを開発するフランスのTitanium Softwareは現地時間2025年02月18日、MacBookの蓋開けたり電源を接続した際に電源がONになる設定をGUIで変更できるオプションを「OnyX v4.7.4」アップデートで追加したと発表しています。

Startup when opening the laptop’s lid or connecting to power
Apple Silicon MacBook Air/Proの蓋を開く、電源を接続した際にMacの電源が自動的に入らなくする設定は、現在のところターミナルでnvramコマンドを実行する必要がありますが、OnyX v4.7.4では各種設定タブの[ログイン]に、この設定を停止/開始するボタンが追加されワンクリックで設定できるようになっています。
蓋を開けるか電源に接続したときに起動するのを防ぐには:sudo nvram BootPreference=%00
また、OnyX v4.7.4では、複数の不具合修正と機能の改善が行われている他、アプリのアンインストールとアプリに関連するファイルを削除できるアンインストール機能がファイルタブの[Uninstall]に追加されているので、MacBookの設定変更やメンテナンスをしたい方は試してみてください。
- OnyX Operating System Utilities for Mac – Titanium Software
- Macノートブックの蓋を開けたり、電源に接続したときに電源が入らないようにする – Apple Support
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