macOS 15 Sequoiaで文字の入力できない問題が改善された「Google日本語入力」がリリースされています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2024年09月16日、iPhoneの画面をMacに映し出し操作できるiPhoneミラーリング機能やパスワードアプリを搭載した「macOS 15 Sequoia」をリリースしましたが、Googleは09月19日、日本語 IME「Google日本語入力」をアップデートしSequoiaに対応したと発表しています。
macOS 15 SequoiaではGoogle日本語入力の旧バージョンで文字が入力できない不具合が確認されていたそうですが、Google日本語入力 macOS安定版v2.30.5590.1以降ではこの問題が修正されたそうです。
Google 日本語入力のバージョンを以下のように更新致しましたので、ご連絡いたします。macOS 用の Google 日本語入力を更新しました。
- macOS 15 (Sequoia) で文字が入力できない問題の改善をしました
macOS用のGoogle日本語入力の更新 – Gboard コミュニティ
なお、今回のアップデートでは、変換用データの更新や変換機能の調整、Unicode 15.1で追加された不死鳥(🐦🔥)などの絵文字への対応、「なう」から現在の日時への変更、西暦と和暦の変換機能の改善が行われている一方、macOS 15 Sequoiaで文字候補ウィンドウに対してポインティングデバイスでの操作(決定)が出来ない既知の問題が報告されています。
macOS版のGoogle日本語入力のシステム要件はmacOS 11 Big Sur以降のIntel/Apple Silicon Macで、Apple Siliconはネイティブサポートされていないため、Rosetta経由での動作になります。
なお、macOS 15 SequoiaでGoogle日本語入力をインストールしたにもかかわらず、日本語入力が起動しない場合は、メニューバーのGoogle日本語入力 → [環境設定…] → [その他] → [☑ ログイン時に変換エンジンプログラムを起動する]を有効にしてMacを再起動すると利用できるようになります。
Google日本語入力の更新
変更点
- macOS 15 (Sequoia) で文字が入力できない問題の改善をしました
- 変換用データを更新しました
- 変換機能を調整しました
- 新しい絵文字 (Unicode 15.1) に対応しました
- 「なう」から現在の日時への変換機能を追加しました
- 西暦と和暦の変換機能を改善しました (れいわ6ねん→2024年, 2024ねん→令和6年)
既知の問題
- macOS 15 (Sequoia) で候補ウインドウに対してトラックパッド等のポインティングデバイスでの操作ができません
- Google 日本語入力 – Google
- macOS用のGoogle日本語入力の更新 – Gboard コミュニティ
コメント
Apple製の入力設定を必ず1個残さないといけないの何とかならんかなぁ