Macのメニューバーアイテムを一時的に隠す/別の場所に表示できるメニューバーマネージャ「Ice」のIce Bar機能がアクセシビリティに対応しています。詳細は以下から。
IceはアメリカのJordan Bairdさんがオープンソースで開発しているMacのメニューバーをカスタマイズできるアプリで、今年06月にメニューバーユーティリティ「Bartender」がApplauseに買収された後、代替アプリとして話題になっていますが、このIceアプリのIce Bar機能がアクセシビリティに対応しています。
Accessibility support for Ice Bar.
リリースノートより抜粋
Ice BarはIce v0.10.0で追加されたメニューバーとは別にセカンダリーバーを表示できる機能ですが、Ice v0.10.5ではIce Barがアクセシビリティに対応し、macOSのフルキーボードアクセス機能を有効にしていれば、Ice Barを設定したショートカットキーで表示、そのままキーボードでアイテム選択が可能になっています。
また、Ice v0.10.5では、メニューバーアイテムのレイアウトもアクセシビリティに対応が開始され、Ice Barを表示する位置をディスプレイ右上かマウスポインタの位置、Iceアイコンの下から選択できるようになった他、複数の不具合が修正されているので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。
おまけ
Bairdさんは、今後のロードマップとしてメニューバーアイテムの検索機能やアイテム間隔の変更機能などを追加する予定だそうです。
Ice 0.10.5
What’s New
- Accessibility support for Ice Bar.
- Partial accessibility support for menu bar item layout (work in progress).
- Various UI updates.
Bug Fixes
- Fixed the occurrence of false positives in menu bar item responsiveness check.
- Temporarily shown menu bar items are now remembered if their app is restarted.
- Fixed potential undefined behavior when toggling between sections in Ice Bar.
- Fixed an issue that could cause the hidden section to toggle when clicking the Apple menu.
Other Changes
- Restored the ability to choose the location of the Ice Bar.
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