Apple、RTKitのゼロデイ脆弱性やcurlなどの複数の脆弱性を修正した「macOS 12.7.6 Monterey」や「macOS 13.6.8 Ventura」、「Safari 17.6」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2024年07月29日、複数の脆弱性を修正し、Apple M3チップ搭載のMacBook Pro (14インチ)でディスプレイと閉じた状態で最大2台の外部ディスプレイ出力をサポートする「macOS 14.6 Sonoma (23G80)」をリリースしましたが、
同時に現在もセキュリティサポートを続けているmacOS VenturaとMontereyに対しても複数の脆弱性を修正する「macOS 12.7.6 Monterey (21H1222)」と「macOS 13.6.8 Ventura (22G720)」アップデートをリリースしています。
Appleが公開したセキュリティコンテンツによると、macOS 12.7.6ではCVEベースで41件、macOS 13.6.8では45件、Safari 17.6では9件の脆弱性が修正されており、修正された脆弱性はAPFSやApple Neural Engine、Keychain Access、NetworkExtension、Shortcutsなどの脆弱性に加え、
OpenSSHの脆弱性や、curlコマンドに関する脆弱性、加えてmacOS 12.7.6ではmacOS Sonomaでは今年03月にリリースされた「macOS 14.4 Sonoma」で、Venturaでは05月にリリースされた「macOS 13.6.7 Ventura」で修正されたRTKitのゼロデイ脆弱性(CVE-2024-23296)が含まれているので、現在もVenturaやMontereyをお使いの方は早めにアップデートすることをお勧めします。
- Apple security releases – Apple Support
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