Apple M3チップを搭載したMacBook AirのXcodeBenchmarkが公開されていたのでまとめました。詳細は以下から。
Appleは現地時間2024年03月08日、昨年10月に発表された3ナノメートルテクノロジー(3nmプロセス)を採用したApple M3チップ搭載の13インチ/15インチMacBook Airの販売を開始しましたが、この「MacBook Air (13/15インチ, M3, 2024)」のXcodeベンチマークのスコアが公開され始めたのでまとめてみました。
XcodeBenchmarkは72のCocoaPodsライブラリと依存関係を含むフレームワークのBuild Timeを測定するベンチマークですが、投稿されたmacOS 14.4 SonomaとXcode v15.3を利用したMacBook Air (13/15インチ, M3, 2024)のXcodeBenchmarkスコアでは約140秒と、
先に発売されたApple M3チップ搭載の「MacBook Pro (14-inch, M3, Nov 2023)」のスコア(約133秒)とほぼ同じで、Apple M2チップを搭載した「MacBook Air (M2, 2022)」(約163秒)と比較*して約14%ほど向上しており、10コアCPUを搭載したApple M1 ProチップのMacBook Pro並のスコアとなっています。
ただし、MacBook Air (13/15インチ, M3, 2024)に関しては引き続きファンレス仕様のため、クールダウンピリオドを取らず連続したコンパイルを行うとパフォーマンスが激減することが確認されており、
投稿されたXcodeBenchmarkスコアにはMacBook Air (15インチ, M3, 2024)モデル(Mac15,13)でも約151秒とMacBook Air (13インチ, M3, 2024)より低いスコアも確認されているので、Xcodeに関わらず連続して負荷の高いタスクを実行すると処理に長い時間を取られると思われます。
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