EIZOがApple M1/M2チップを搭載したMacで外付けモニターにフリッカーや焼付きのような症状が発生するとして対処方法を公開しています。詳細は以下から。
PC用モニターなどを販売するEIZO株式会社は日本時間2023年10月05日、Apple M1/M2チップ搭載のMacに接続された外付けモニターで、フリッカー(ちらつき)や焼き付きのような映像が残る症状が報告されているとしてサポートページを公開しています。
Apple社のMac製品 (Apple M1/M2シリーズチップ搭載) と外付けモニターの接続において、一部の環境でフリッカー(ちらつき)のような症状や、焼き付きのように映像が残る症状が報告されています。問題の原因や発生条件は不明ですが、M1/M2シリーズチップ搭載Macから出力される映像信号が、Intelチップ搭載MacやWindows PCとは異なる挙動であることが一因と考えられます。
Apple M1/M2シリーズチップ搭載Macにおける外付けモニターのフリッカー(ちらつき)や焼き付き(残像)症状について – EIZO
EIZOによると、この症状の原因はApple M1/M2チップ搭載のMacから出される映像信号が数フレーム周期で変動しているため、外付けモニターの液晶パネル制御と干渉して症状が発生している可能性がありそうで、
同様の症状はApple M1/M2シリーズのチップを搭載したMacとUSB-C, DisplayPort, HDMI接続の全てのPCモニター(他社製含む)が対象となっており、昨年末からDellやBenQもApple Siliconチップを搭載したMacと自社のディスプレイで問題が発生しているとしてサポートページを公開しています。
対策
今回サポートページを公開したEIZOを含め、メーカー各社では、Apple M1/M2チップを搭載したMacに接続された外付けモニターでフリッカーが発生した場合、システム設定アプリから以下の設定を変更し、
- 外観モードや壁紙を変更する。
- 輝度の自動調整やNight ShiftをOFFにする。
- リフレッシュレートを可変リフレッシュレート*から固定値(60Hzなど)に変更する。
外付けモニターの電源を切って2時間程度置いて症状の変化を確認して欲しいとコメントされているので、この問題に遭われている方はメーカー各社のサポートページを参考にしてみてください。
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