AppleがmacOS 12 MontereyとmacOS 13 Ventura向けにプロファイルなどの新機能を追加&複数の脆弱性を修正した「Safari 17」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2023年09月26日、新しいスクリーンセーバーやデスクトップに配置できるウィジェット、ゲームモードなどの新機能を搭載した「macOS 14 Sonoma」を正式にリリースしましたが、このSonomaにも同梱されている「Safari v17」がmacOS 12 MontereyとmacOS 13 Venturaにもリリースされています。
Safari 17では、さまざまな新機能が追加されたほか、さらに高速なパフォーマンスとセキュリティの改善が提供されます。
リリースノートより
Safari v17では、仕事や学校など複数の環境でSafariを利用するユーザーが、Webサイトの閲覧履歴やお気に入り、タブグループ、Cookies、Caches、Service Worker、Web PushなどのWebサイトのデータをプロファイル毎に分けることが可能になったほか、
Appleが公開したセキュリティコンテンツによると、Safari v17ではCVEベースで5件の脆弱性が修正されており、その内の1件は悪意のあるWebコンテンツを処理すると任意のコードが実行される可能性のある脆弱性(CVE-2023-41993)で、Appleはこの積極的が既に活用されているという報告を確認しているそうなので、Macユーザーの方は時間を見つけてアップデートすることをオススメします。
Safari 17のリリースノート
Safari 17では、さまざまな新機能が追加されたほか、さらに高速なパフォーマンスとセキュリティの改善が提供されます。
- プロファイル:仕事用や個人用などのテーマ別にプロファイルを作ることで、履歴、Cookie、機能拡張、ダブグループ、お気に入りをプロファイルごとに分けられます。
- プライベートプラウズの強化:プライベートブラウズのウインドウは使用していないとロックされます。また、既知のトラッカーによる読み込みがブロックされ、URLから個人を特定するトラッキングが削除されます。
- よりスムーズな検索:より関連性の高い検索結果が、より速く、より読みやすく表示されます。
- 複数のタブの選択:一度に複数のタブを選択して、タブバーの中で移動したり、JSブグループを作成したりできます。
一部の機能は、地域やAppleデバイスによっては使用できません。☄>
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