iOS/iPadOS 17やmacOS 14 Sonomaの新機能「PDFの自動入力機能」は初期リリースでは実装されず、今年の後半に提供されるそうです。詳細は以下から。
Appleは現地時間2023年09月12日、iOS/iPadOS 17を日本時間09月19日、macOS 14 Sonomaを日本時間09月27日にリリースすると発表しましたが、同時にiOS/iPadOS 17やmacOS 14 Sonomaのプレビューページを更新し、PDFの自動入力機能を今年の後半に提供すると発表しています。
PDFs and Notes
Fill out documents faster with AutoFill
Enhanced AutoFill allows you to securely use your saved information from Contacts to fill out a PDF or scanned document faster.
Coming later this yearmacOS 14 Sonomaのプレビューページより
PDFの自動入力機能はWWDC23で披露された機能で、macOS 14 Sonomaではプレビュー、iOS/iPadOS 17ではSafariやMailなどでPDFファイルを開き、その中にユーザーの名前や住所、メールアドレスなどの入力フォームがある場合は、新しい機械学習モデルを利用し、連絡先から自動的にフォームを入力してくれるというのですが、
連絡先に保存したあなたの情報を安全に使用して、PDFやスキャンした書類に一段とすばやく記入できます。完成したフォームは、すぐにメールで差出人に返送できます。
iOS – Apple
この機能は09月の初期リリースでは利用できず、年内のアップデートで提供されるそうです。また、iOS/iPadOS 17やmacOS 14 Sonomaに関してはミュージックプレイリストを他のユーザーとコラボレーションできる機能や、他のユーザーとAirDropを初めた後にすぐ移動しなければならない場合、インターネット経由でファイルの転送を続けられる機能、
対応するホテルの部屋のテレビにiPhone/iPadからの映像を飛ばせるAirPlay機能などが年内/今年後半に提供予定となっているので、2022年03月にようやくサポートされたmacOS 12 MontereyやiPadOS 15のユニバーサルコントロールまでとはいかないものの、iOS/iPadOS 16のように全ての機能が利用できるようになるのは年末になりそうです。
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