AppleがmacOS 11 Big SurとmacOS 12 Monterey向けに3件のゼロデイ脆弱性を修正した「Safari 16.5」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時刻2023年05月18日、現在もサポートを続けているmacOS Big SurとMonterey向けに重大なセキュリティ修正を含む「macOS 11.7.7 Big Sur (20G1345)」および「macOS 12.6.6 Monterey (21G646)」をリリースしましたが、同時にデフォルトブラウザとなるSafariに対しても最新の「Safari v16.5」アップデートをリリースしています。
Safari
Safari 16.5には、セキュリティの改善および問題の修正が含まれます。リリースノートより
Appleが公開したSafari v16.5のセキュリティコンテンツによると、Safari v16.5ではCVEベースで5件の脆弱性が修正されており、そのうち1件に関してはGoogle脅威分析チーム(TAG)のClément Lecigneさんと、Amnesty International’s Security LabのDonncha Ó Cearbhaillさんにより発見された、リモートの攻撃者がWebコンテンツのサンドボックスを突破できる可能性のあるゼロデイ脆弱性CVE-2023-32409)で、
加えて、Appleは匿名の研究者から報告され既に積極的に悪用された可能性のあるゼロデイ脆弱性2件の合計3件のゼロデイ脆弱性をSafari v16.5で修正していると発表しており、同様のWebKitの脆弱性は、同日にリリースした「macOS 13.4 Ventura (22F66)」と「iOS/iPadOS 16.5 (20F66)」、「iOS/iPadOS 15.7.6」でも修正されているそうなので、MacやiPhoneなどのAppleデバイスをお使いの方は時間を見つけてアップデートを適用することをおすすめします。
- Apple security updates – Apple Support
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