AppleがiPhone 14 Proシリーズでカメラが振動する問題やアプリ間のコピー&ペーストで許可プロンプトが多く表示されてしまう問題を修正した「iOS 16.0.2」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2022年09月12日、iPhone 8以降のiPhone向けに、ロック画面のパーソナライズや集中モード、日本語のテキスト認識表示をサポートした「iOS 16 (Build 20A362)」を正式にリリースしましたが、
このiOS 16.0で発生していたいくつかの不具合を修正したHotfixとなる「iOS 16.0.2 (Build 20A380)」をiPhone 8以降のiPhoneに新たにリリースしています。
iOS 16.0.2では、iPhone 14 ProシリーズでSnapchatやTikTok、Instagramなどのサードパーティ製アプリを使用して写真や動画を撮影しようとすると、カメラが激しく振動し、撮影した写真や動画がぼやけてしまう問題が修正されたほか、
iOS 14で導入された、アプリがペーストボードへアクセスする際に表示されるアラートが、iOS 16でユーザーに使用許可を求めるプロンプトに変更されたのに伴い、このプロンプトが予定より多く(コピー&ペーストする度に)表示されてしまう問題も修正されたそうです。
Appleによると、今回のiOS 16.0.2にはセキュリティ修正は含まれていないそうですが、iOS 16.0.2では上記の問題の他、iPhoneの設定中に画面全体が黒くなってセットアップできなくなる問題や、
再起動後にVoiceOverが使用できなくなる問題、修理済みのiPhone XやiPhone XR、iPhone 11でタッチ入力が反応しなかった問題など、影響を強く受けそうな不具合修正が含まれているので、iOS 16へアップグレードされた方は、早めにアップデートした方がいいようです。
iOS 16.0.2のリリースノート
このアップデートには以下のバグ修正とiPhone用の重要なセキュリティアップデートが含まれます:
- iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxで一部の他社製Appを使用して撮影するとカメラが振動して写真がぼやけることがある問題
- デバイスの設定中に画面全体が黒くなることがある問題
- App間でコピー&ペーストすると、許可を求めるプロンプトが想定より多く表示されることがある問題
- 再起動後にVoiceOverが使用できないことがある問題
- 一部の修理済みのiPhone X、iPhone XR、およびiPhone 11の画面でタッチ入力が反応しなかった問題に対処
- About iOS 16 Updates – Apple Support
- Apple security updates – Apple Support
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