iOS 16にはiPhoneに重要なセキュリティアップデートを自動的にインストールできる「緊急セキュリティ対応」機能が実装されています。詳細は以下から。
Appleは2022年06月に開催したWWDC22の中で、iOS 16のプレビューを行うとともに、iOS 16では重要なセキュリティアップデートを自動でインストールできる「緊急セキュリティ対応 (Rapid Security Response)」が利用可能になると発表しましたが、
現地時間2022年09月12日に正式リリースされたiOS 16では、この「緊急セキュリティ対応」用のオプションが設定アプリの[一般] → [ソフトウェア・アップデート] → [自動アップデート]に追加されています。
緊急セキュリティ対応のオプションはデフォルトで有効になっているため、エンドユーザーは特に操作することなく、iOS 16アップデート後にこの機能を利用することが可能で、緊急セキュリティ対応がどの様なシナリオで適用されるかは定かではありませんが、
AppleはWWDC22のセッション「What’s new in managing Apple devices」や先程アップデートしたサポートドキュメントで、緊急セキュリティ対応はiOS 16の設定アプリ → [一般] → [情報] → [iOSバージョン]で適用後も削除できるとコメントしているので、リリースされれば何か通知が届くかもしれません。
おまけ
緊急セキュリティ対応はMacでもmacOS 13 Ventura以降サポートされる予定で、Macではファームウェアを変更せずデバイスを再起動することなくセキュリティアップデートを適用できるそうなので、macOSアップデート後の不具合なのでアップデートを躊躇しているユーザーにとってはありがたい機能になりそうです。
緊急セキュリティ対応
重要なセキュリティアップデートがこれまで以上に早くあなたのデバイスに届きます。セキュリティアップデートは、通常のソフトウェアアップデートとは異なります。通常のアップデートの合間に届いて、自動で適用され、再起動の必要はありません。macOS Venturaで利用できる新機能。 – Apple
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