macOS 13 VenturaやiOS 16 Beta 3の「Safari v16」でもAVIFイメージのサポートが開始されています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2022年07月06日、今年の秋にもリリースを予定しているmacOS 13 VenturaやiOS/iPadOS 16の3rd Betaとなる「macOS 13 beta 3 Beta 22A5295h」や「iOS/iPadOS 16 beta 3 Build 20A5312g」などを開発者向けに公開しましたが、このmacOS 13やiOS 16, iPadOS 16のBeta 3から、Safari v16でもAVIFイメージがサポートされているそうです。
イメージフォーマット「AVIF(AV1 Image File Format)」は、AmazonやNetflix、Cisco, Googleなどが設立したAlliance for Open Mediaが開発するロイヤリティフリーかつ圧縮率の高い画像フォーマットで、06月にリリースされたmacOS 13 VenturaやiOS 16のBeta 1や2では、Finderやプレビューでは表示できたものの、Safari v16ではサポートされていませんでした。

macOS 13 Ventura beta 1とbeta 2のSafari v16ではAVIFがサポートされていませんでした
これに対し、複数の開発者が確認したところ、07月06日にリリースされたmacOS 13 VenturaやiOS 16のBeta 3では、Safari v16やSafari Technology Previewでも、AVIFファイルが表示できるようになっていたそうです。

macOS 13 Ventura beta 3のSafari v16やSTPではAVIFが表示可能に
Appleは2020年09月にリリースしたmacOS 11 Big SurやiOS 14/iPadOS 14のSafari v14で「WebP」をサポートしたのをきっかけに、その年の後半にはApp StoreでWebPの採用を開始したので、Safari v16でAVIFがサポートされれば、その後TVやMusicアプリでも採用されるかもしれません。

JPEG形式のサムネイルのファイルサイズは74KB、WebP形式は37KB
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