iOS 16では、ペアリングされたApple WatchをiPhoneから操作する「Apple Watchミラーリング」がアクセシビリティ機能として搭載されています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2022年09月12日、iPhone 8シリーズやiPhone X、iPhone SE (第2世代)以降のiPhoneおよApple Watch Series 4以降のApple Watchに対し「iOS 16」と「watchOS 9」を正式にリリースしましたが、このiOS 16とwatchOS 9では、iPhoneにペアリングされたApple WatchをiPhoneから操作する「Apple Watchミラーリング」機能がサポートされています。
Apple Watchミラーリング
Apple Watchミラーリング機能は、Apple TVやMacの画面にiPhone/iPadの画面を映し出すAirPlayミラーリング/AirPlay to Macと同じく、iPhoneの画面にApple Watchの画面を映し出せる機能で、アクセシビリティ機能の1つとして提供されており、使い方はiOS 16の設定アプリで[アクセシビリティ] → [Apple Watchミラーリング]に移動。
後は、Apple WatchをiPhoneと同じWi-Fiに接続し、Apple WatchミラーリングをONにするだけで、ペアリングされたApple Watchの画面がiPhoneに映し出されます。
Apple Watchミラーリングにより、SharePlayやスクリーンシェアでApple Watchの文字盤を他のユーザーに表示し、操作を教えてもらうことが可能になっていますが、Beta版ではApple WatchミラーリングはApple Watch Series 6以降が必要となっていたので、正式にリリースされたiOS 16とwatchOS 9でも最小システム要件が設定されているかもしれません。
おまけ
Apple Watchミラーリングは同じくアクセシビリティの[ショートカット]にも設定できるので、登録後はFace ID搭載のiPhoneではサイドボタンをトリプルタップ、Touch ID搭載のiPhoneではホームボタンをトリプルタップすることで、いつでもApple Watchミラーリングを開始することができます。
追記
Appleが公開したサポートページによると、Apple Watch Mirroringを利用できるのはApple Watch Series 6以降のApple Watchとなっているそうです。
Apple Watch Mirroring is available on Apple Watch Series 6, Apple Watch Series 7, and Apple Watch Series 8.
Control Apple Watch with your iPhone – Apple
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