ワンワンクリックでYouTubeやNetflixなどHTML5動画をPinP表示に出来るmacOS SierraのSafari用機能拡張「PiPifier」が公開されています。詳細は以下から。
PiPifierはドイツ人エンジニアのArno Appenzellerさんがオープンソースで開発&公開ているSafari用機能拡張で、SierraのSafari v10から導入されたピクチャー・イン・ピクチャー(PinP)機能をツールバーからワンクリックで有効にすることが出来ます。
If you are upgrading to Sierra and want to use PiP on every HTML video check out PiPifier:https://t.co/gwMpBwgy8Z
— Arno Appenzeller (@arno_app) 2016年9月20日
PiPifier is a native macOS 10.12 Safari extension that lets you use every HTML5 video in Picture in Picture mode
使い方はGitHubから署名付きアプリをダウンロードし、実行。その後、環境設定から機能拡張を有効にするだけで、以下の通りに動画をPinP表示することが可能になります。
- Safariを開いて[環境設定]へ移動
- [機能拡張]タブから「PiPifier」を有効に
- 一度Safariを再起動してHTML5の動画を再生し、ツールバーに表示されている(表示されない場合はカスタマイズから追加)「PiPifier」ボタンをクリックする
コメント
これはこれで単にPiPfierボタンを押せば良いわけではなく、一回動画を操作する必要がある(たとえば再生して一時停止とかあるいはその逆)。そういう意味で勝手を掴むのが苦手な人にとっては、コンテキストメニューを2回出す手順と同様に「あれ?できない!」と混乱しそうではある。