Blackmagic Designが10G Ethernetを4ポート搭載した最大容量320TBのネットワークストレージ・システム「Blackmagic Cloud Store」などを発表しています。詳細は以下から。
米Blackmagic Designは現地時間2022年04月18日、4つの10G Ethernetポート備えハリウッドの劇場映画で使用される巨大なメディアファイルを扱えるよう設計されたネットワークストレージ「Blackmagic Cloud Store」を新たに発売すると発表しています。
カリフォルニア州フレモント 2022年4月18日 – Blackmagic Designはこの日、新製品Blackmagic Cloud Storeを発表した。同製品は、超高性能のネットワークストレージソリューションで、10Gイーサネット接続、各10Gイーサネットポートで最大限の転送速度を同時に維持する並行処理のメモリーコアなどに対応。
ブラックマジックデザイン、新製品Blackmagic Cloud Storeを発表 – Blackmagic Design
Blackmagic Cloud Storeは2018年にBlackmagicが発売したeGPU「Blackmagic eGPU」シリーズのエンクロージャーを利用しているようですが、背面ポートはUSB-C x2(インジェストとバックアップ)、1G Ethernet x2、10G Ethernet x4、HDMIモニタリング x1ポートにアップデートされ、
内部にはRAID 5対応のM.2フラッシュメモリーカードが搭載され、容量は20TB、80TBに加え受注生産で最大320TBモデルが選択可能となっており、Dropboxとの同期や、MacとWindowsに対応したBlackmagic Cloud Storeユーティリティも利用できるそうです。
Blackmagic Cloud Storeの価格は20TBモデルが1,098,000円、80TBモデルが3,408,000円、320TBモデルは受注生産で、2022年第2四半期より発売が開始され、Blackmagicは同じく10G Ethernetに対応した「Blackmagic Cloud Pod (44,980円)」と「Blackmagic Cloud Store Mini (339,800円)」も発売しているので、興味のある方は公式サイトをチェックしてみてください。
Blackmagic Cloud Storeの機能
- 静音性に優れた冷却システムのエレガントなデザイン
- 20TB、80TB、320TBのモデル
- 超高性能のRAID 5フラッシュメモリー
- Dropboxと同期
- ストレージ状況をリアルタイムで確認できるHDMIモニタリング出力
- 内蔵スイッチ対応の10Gイーサネットポート搭載
- USB-Cを使用したコンピューターとのイーサネット接続をサポート
- USB-Cポートでファイルのローカルインジェスト/バックアップに対応
- サブスクリプションおよびライセンス契約の必要なし、ユーザーデータのトラッキングなし
- MacおよびWindows対応のソフトウェアユーティリティ
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