Mac Studio (M1 Max, 2022)でもピーク処理時の消費電力はMac mini (2018)より低く。

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 Mac Studio (M1 Max, 2022)でもピーク処理時の消費電力はMac mini (2018)より低くなっていました。詳細は以下から。

 Appleは現地時間2022年03月18日より、Apple M1 Max/Ultraチップを搭載したMac Studioの販売を開始しましたが、そのMac Studioのベースモデルが届いたので、Geekbench 5のワークロードでの消費電力を測定してみました。

Mac Studio

上からMac mini (M1, 2020), Mac mini (2018), Mac Studio (M1 Max, 2022)

 Apple M1 Max/Ultraチップを搭載したMac StudioのGeekbench 5ベンチマークスコアは既に確認されていた通り、M1 MaxチップがMacBook Pro (14-/16-inch, 2021)と同じSingleが約1750、Multiが約12,200で、M1 Ultraチップがその約2倍の24,000となっていますが、

Mac Studio Apple M1 Max chip Geekbench

Apple M1チップ搭載のMac mini (M, 2020)が発売されたときと同じく、このApple M1 Maxチップ搭載のMac StudioがGeekbenchのワークロード中、どのくらいの電力を消費するかをBluetoothワットチェッカー「RS-BTWATTCH2」を利用してチェックしてみました。

Bluetoothワットチェッカー「RS-BTWATTCH2」

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Geekbench 5とMac Studioの消費電力

 Geekbench 5ワークロードでのMac Studioの消費電力推移は以下の通りで、比較に前回測定したApple M1チップ搭載のMac mini (M, 2020)とIntel Core i7-8700B 搭載のMac mini (2018)の消費電力をプロットしてありますが、Apple M1チップを搭載したMac StudioはMac mini (M1, 2020)より消費電力は高いものの、

Apple M1 Maxチップ搭載のMac Studioの消費電力

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ピーク時でも消費電力は約57WとIntel Mac mini (2018)のピーク電力(約140W)の約2分の1以下で、Geekbench 5の全ワークロードをMac mini (2018)より57秒速い97秒で処理しています。

Mac Studio (M1 Max, 2022) Mac mini (M1, 2020) Mac mini (2018)
Mac Mac Studio Mac mini (M1, 2020) Mac mini (2018)
プロセッサ Apple M1 Maxチップ Apple M1チップ Intel Core i7-8700B
クロック数 3.2GHz 3.2GHz
(TB 4.60GHz)
電力消費
(待機中/最大稼働時)
15W/57W 13W/39W 19W/122W
Geekbench 5の処理時間 97秒 104秒 154秒
上記の消費電力はMacにUSB-C PD供給型のモバイル4Kディスプレイを1枚接続して測定しています。

 Geekbench 5のベンチマークスコアからMac Studioに搭載されているApple M1 Maxチップは、MacBook Pro (14-/16-inch, 2021)に搭載されているものと同じで、ノート型Macに搭載できる電力設計のため、Apple M1 Ultraチップ搭載のMac Studioでは不明ですが、まだ、Mac mini (2018)をサーバーに利用されている方は、Apple Silicon搭載のMac miniやMac Studioへ移行した方が、処理能力と電気代的に幸せになりそうです。

おまけ

 ちなみに、まだ詳細なデータは公開されていませんが、Mac mini (M1, 2020)やIntel Mac mini (2018)の電源ユニットは連続使用時の最大消費電力が150Wですが、Mac Studio (2022)用に設計&搭載された電源ユニットは連続使用時の最大が330W、ピークが370Wで、

Mac miniとMac Studioの最大消費電力

Mac miniとMac Studioの最大消費電力

Apple(The Verge)によると、この電源ユニットはApple M1 Max/Ultraモデルで共通で、Apple M1 Ultraチップを搭載したMac StudioがM1 Maxモデルより0.9kg重いのは、銅製のサーマルモジュール(M1 Maxモデルはアルミニウム製)を搭載しているためだからそうです。

Here’s what Apple spokesperson Alex Bender said in an email to The Verge:
>They have the same 370W power supply. The additional weight is due to M1 Ultra having a larger copper thermal module, whereas M1 Max has an aluminum heatsink.

Apple explains why the M1 Ultra-equipped Mac Studio is two pounds heavier – The Verge