Polysoft ServicesがApple M1/M2 Max/Ultraチップを搭載した「Mac Studio (2022/2023)」のストレージを最大8TBまでアップグレードできる「Studio Drive」の一般販売を開始したと発表しています。詳細は以下から。
フランスのPolysoft Servicesは2024年10月、Appleが2022年に発売したM1 Max/Ultraチップ搭載の「Mac Studio (2022) (Model:A2615)」およびM2 Max/Ultraチップ搭載の「Mac Studio (2023) (Model:A2901)」に対応したアップグレード用SSDモジュール「Studio Drive」の発表キャンペーンをクラウドファンディングサイトKickstarterで開催し、11月に目標資金の調達に成功、既に出資者にはアップグレード用SSDモジュールが届いていますが、

Studio Drive
同社は03月上旬、Kickstarter出資者向けの出荷を終了し、M1 Max/UltraおよびM2 Max/Ultraチップを搭載したMac Studio (2022/2023)のストレージをユーザーが最大8TBまで拡張できるStudio Driveの一般販売を開始したと発表しています。
We just had a batch of Studio Drive manufactured !Once tested and packaged, will be ready to ship to you in early April (a little over 20 days).
You can place your order on our website :メーリングリストより
Studio Drive
Studio Driveの価格は2TBが332.50ユーロ(約54,000円)、4TBが665.83ユーロ(約108,000円)、8TBが774.17ユーロ(約126,000円)で、Mac Studio (2022/2023)が購入できた当時のApple StoreでのCTO価格より約40~60%ほど安くアップグレードすることができます。
Studio Drive | Apple SSD (512GBからのCTO) |
|
---|---|---|
イメージ | ![]() |
![]() |
1TB | なし | +30,000円 |
2TB | $379.00 €332.50 約54,000円 |
+90,000円 |
4TB | $759.00 €665.83 約110,000円 |
+180,000円 |
8TB | $899.00 €774.17 約130,000円 |
+360,000円 |
また、パフォーマンスはMac Studioデフォルトの512GBではWrite速度がSLCキャッシュに載らなければ4.1GB/sから0.7GB/sまで落ちてしまうものの、4TB以上のStduio Driveに変更することで最大7.4GB、SLCキャッシュ外でも最低3.2GB/sを維持できるそうです。
Studio DriveにはKioxia(旧東芝メモリ)、HynixまたはSanDisk製のNANDモジュールが採用されており、2TBは4000TBW, 4TBは8000TBW, 8TBは16000TBWまたは5保証付きで、パッケージにはアップグレード用SSD(2基セット)とMac Studio分解ツール、分解マニュアルが付属し次の出荷は04月上旬を予定しているそうです。
M4 Max/M3 Ultra Mac Studio (2025)
なお、Polysoft ServicesはAppleが03月12日に発売したMac Studio (2025)でM2 Mac Studio用Studio Driveが動作するかを検証予定で、4厚鋼板にはM4/M4 Proチップ搭載のMac mini用のSSDアップグレードキットの販売を開始するそうなので、Mac miniやMac Studioの購入を検討されている方はストレーよりApple Siliconやユニファイドメモリをカスタマイズすることをおすすめします。

M4 Max/M3 Ultra Mac Studio (2025)のCTO
- Mac Studio Drive – Polysoft
- Studio Drive by Polysoft Services — Kickstarter
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