AppleがiPhoneのバッテリーを長持ちさせる「低電力モード」の制限項目にディスプレイの輝度とリフレッシュレートを追加しています。詳細は以下から。
Appleが2021年09月に発売したiPhone 13シリーズの「iPhone 13 Pro」と「iPhone 13 Pro Max」には、iPhoneとしては初めて最大120Hzのリフレッシュレートで動作するProMotionディスプレイが採用され、Safariや対応するアプリ/ゲームでリフレッシュレートが動的に変更されるようになっていますが、
Appleは現地時間2022年03月17日、iPhone(iOS)やiPad(iPadOS)の一部機能に制限をかけ、充電環境のない出先や災害などの緊急時にiPhoneのバッテリー駆動時間を延ばしてくれる「省電力モード」の制限項目に、このProMotionディスプレイのリフレッシュレートを追加しています。
Low Power Mode reduces or affects these features:
- Display refresh rate (limited up to 60 Hz) on iPhone and iPad models with ProMotion display 2
2. These devices have ProMotion display: iPhone 13 Pro, iPhone 13 Pro Max, iPad Pro 10.5-inch, all iPad Pro 11-inch models, and iPad Pro 12.9-inch (2nd generation) and later.Use Low Power Mode to save battery life on your iPhone – Apple Support
低電力モードは2015年にリリースされた「iOS 9」でiPhoneに実装され、2021年には「iPad (iPadOS 15)」でも利用できるようになっていますが、Appleによると、iPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro Max、iPad Pro 10.5インチ, iPad Pro 11インチの全てのモデル、iPad Pro 12.9インチの第2世代以降で低電力モードをONにすると、ProMotionディスプレイのリフレッシュレートが最大60Hzに制限されると発表しています。
この仕様が先日リリースされたiOS/iPadOS 15.4アップデートからなのかは不明ですが、Appleは2021年にも低電力モードをアップデートし、iPhone 12以降で低電力モードを設定すると、5G通信を制限すると発表していたので、低電力モードを利用される方は注意してください。
- Use Low Power Mode to save battery life on your iPhone – Apple Support
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