iPhoneバッテリーを長持ちさせる「低電力モード」はiPhone 12の5G通信を制限するそうです。詳細は以下から。
Appleが新たにリリースしたiPhone 12シリーズや全てのモデルで5G通信をサポートしていますが、5Gを利用するとiPhoneのバッテリー駆動時間が大幅に短くなる場合があるため、AppleはiPhone 12に5Gを常に利用する/オートで切り替えるというオプションを導入していますが、これに加えてiOSの低電力モードでは5G通信が一部制限される場合があるそうです。
iPhoneの5Gは、速さだけでなく賢さも抜群です。例えば、バックグラウンドでアップデートしている時など、iPhoneが5Gの速さを必要としない時は、自動的にLTEに接続してバッテリーを節約。お気に入りのドラマのシーズン全体をダウンロードする時など、速さが大事になるとすばやく5Gにつなげます。もちろん、5Gが利用できる場所では常に5Gを使うように設定することもできます。
iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Max – Apple(日本)
iOS(iPhoneのみ)の低電力モードはiOS 9で実装され、充電環境のない出先や災害などの緊急時にiPhoneのバッテリー駆動時間を少しでも長くできるよう、メールの取得やアプリのバックグラウンド更新、自動ダウンロード、ビジュアルエフェクト、iCloud写真をOFFにしてくれる機能がありますが、iPhone 12ではこれらに加え5G通信も制限されるそうです。
公開されたサポートドキュメントによると、iPhone 12は低電力モード時にビデオのストリーミング中を除き5G通信が制限され、iPhoneの充電量が80%以上に回復すると低電力モード自体が自動的にOFFになるそうなので、5G通信を試してみたい方はバッテリーの充電率に注意してください。
- iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Max – Apple(日本)
- Use Low Power Mode to save battery life on your iPhone – Apple Support
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