iOS 15では火災警報や猫/犬、赤ん坊の泣き声などを認識してiPhoneに通知を出す「サウンド認識」機能に、ガラスの割れる音とやかんの音が追加されています。詳細は以下から。
Appleは2020年09月にリリースした「iOS 14/iPadOS 14」でアクセシビリティ機能の1つとして、火災報知器やサイレンなどの音を聞き逃してしまう聴覚に障害があるユーザー向けに、オンデバイスの音声認識処理を利用し、iPhoneやiPadの周辺で警報やサイレンが鳴ると通知を表示する「サウンド認識」機能を導入しましたが、
現地時間2021年09月20日に新たにリリースされた「iOS 15/iPadOS 15」では、このサウンド認識機能に「ガラスの割れる音」と「やかん(が沸く音)」が新たに追加されています。
サウンド認識を使う
iOS 14/iPadOS 14以降のiPhoneやiPadデバイスでサウンド認識機能を利用するには、iOS/iPadOSの設定アプリから[アクセシビリティ] → [サウンド認識]機能へ進みます。
後はサウンド認識をONにするだけですが、サウンド認識機能はオンデバイスの人工知能で処理されるため利用するには学習済みデータをダウンロードする必要があります(約6.7MB)。
サウンド認識をONにしてデータをダウンロード後、認識するサウンドリストからサイレンなどのアラームや猫/犬の声、車のクラクションやドアベル、ガラスの割れる音などの家庭内の音、赤ん坊の泣き声などの人の音を選択すれば、その音がiPhone/iPadに認識されるとバナーやサウンドで通知してくれるので、iOS 15/iPadOS 15へアップグレードされた方は試してみてください。
コメント
こんなのあったなんて知りませんでした。
認識中はhey siri が使えないんですね。