マウスのミドルボタンやサイドボタン、ジェスチャーで様々なアクションを実行できるMac用マウスユーティリティ「Mac Mouse Fix 2」がリリースされています。詳細は以下から。
Mac Mouse FixはドイツのNoah Nueblingさんがオープンソースで開発しているMac用マウスユーティリティで、サードパーティー製マウスでもミドルやサイドボタンに様々なアクションを割り当て実行することができますが、新たにいくつかの新機能を追加した「Mac Mouse Fix v2.0」アップデートがリリースされています。
Mac Mouse Fix 2 is here! 🎉
With the new Action Table, you can set up your Mouse exactly how you want it – in seconds.リリースノートより抜粋
Mac Mouse Fix 2
Action Table
Mac Mouse Fix 2では、新たにAction Tableというアクションを実行&記録するウィンドウが追加されており、Mac Mouse Fixのアクションリスト左下にある[+]ボタンでAction Tableを表示して、例えばミドルボタン(スクロールホイール)のダブルクリックにMission Controlの実行を割り当てる、といった設定が可能です。
Mouse Gestures
また、Mac Mouse Fix 2ではマウスジェスチャーもAction Tableから設定可能で、例えばAction Table上でミドルボタンを押しながらドラッグすることで、そのマウスジェスチャーに[Mission Control & Spaces]アクションが割り当てられ、
ミドルボタン+上ドラッグでMission Control、ミドルボタン+下ドラッグでApplication Windows、ミドルボタン+左右へのドラッグでスペースの移動が可能になります。
その他
この他、Mac Mouse Fix 2では、マウスボタンにショートカットキーを割り当てたり、AppleのMagic TrackpadでSafariで表示したWebサイトをスムーズに拡大できる[Smart Zoom]をマウスボタンに設定することが可能になっているので、サードパーティーメーカー付属のマウスユーティリティでは物足りない方は試してみてください。
注意
Mac Mouse Fix 2を利用するには、システム環境設定の[セキュリティとプライバシー] → [アクセシビリティ]設定でHelperにコンピュータの制御許可を与えてやる必要があり、Mac Mouse Fix 2.0.0は開発者署名は付いていますが、Appleの公証を通過しておらず、普通に開くとGatekeeperにブロックされるため、開くには右クリックで[開く]を選択する必要があります。
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