macOS 12.1 Monterey/iOS 15.2では米国の子供のデバイスに限りメッセージアプリで送受信されるヌード写真を検出し警告を表示する機能が利用可能に。

ヌード画像を検出するmacOS 12.1 MontereyとiOS15.2 iOS15
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

 macOS 12.1 Monterey/iOS 15.2では米国の子供のデバイスに限りメッセージアプリで送受信されるヌード写真を検出し警告を表示する機能が追加されています。詳細は以下から。

iMessage

 Appleは現地時間2021年12月13日、MacやiPhone/iPad向けに所持者が亡くなった際に家族や親しい友人が故人のiCloudアカウントと個人情報にアクセスできるデジタル遺産プログラムをサポートしたmacOS 12.1 MontereyおよびiOS/iPadOS 15.2をリリースしましたが、このmacOS 12.1とiOS/iPadOS 15.2ではメッセージアプリでヌード写真を検出し警告を表示する機能が追加されています。

ヌード画像を検出するmacOS 12.1 MontereyとiOS15.2

「スクリーンタイム」の「コミュニケーションの安全性」環境設定では、「メッセージ」アプリケーションでのヌード写真の検出のオン/オフを切り替えることができます(米国のみ、macOS Monterey 12.1以降)。詳しくは、こちらのAppleのサポート記事を参照してください。

macOSユーザーガイドより

 この機能は現在のところアメリカでファミリー共有でデバイスを管理されている子供のMacやiPhone/iPadに設定できる機能で、子供のMacやiPhoneを管理しているユーザー(親)がスクリーンタイムのコミュニケーションの安全性環境設定で「センシティブな画像をチェックする」を有効にすると、子供に送られてくる(または子供が送ろうとしている)ヌード写真を検出し、その画像をぼかしセンシティブな画像であることを警告するように設定することができるそうです。

About communication safety in Messages iPhone

 Appleが公開したサポートドキュメントによると、この処理はGoogleの児童性的虐待コンテンツ(CSAM)検出と同じように、Appleが写真にアクセスすることなくオンデバイスの機械学習技術を利用して行われ、メッセージは子供に会話から離れる/連絡先をブロックするといった提案を提示してくれるそうなので、対象ユーザーの方は試してみてください。

About communication safety in Messages

Messages uses on-device machine learning to analyze image attachments and determine if a photo appears to contain nudity. The feature is designed so that Apple doesn’t get access to the photos.

About communication safety in Messages – Apple サポート

コメント

タイトルとURLをコピーしました