Apple M1チップのMacでディスプレイの回転をサポートしたグラフィックアダプタ用ユーティリティ「DisplayLink Manager v1.6」のBeta版がリリースされています。詳細は以下から。
米カリフォルニア州Synaptics傘下の英DisplayLink社は現地時間2021年11月26日、外部ディスプレイが+1台という制限のあるApple M1チップ搭載のMacで2台(Mac miniは3台)以上のマルチディスプレイ環境を可能にするDisplayLinkチップ搭載のグラフィックアダプタ用のユーティリティ「DisplayLink Manager」でディスプレイの回転をサポートしたv1.6.0 Betaを公開したと発表しています。
Changes in 1.6.0 Beta release
- Enabling display rotation via DisplayLink Manager user interface on Apple M1 computers
- DL-41xx: improved firmware flashing time, visible from following update onwards
- DL-6xxx: adding RTL8211FD-VX and RTL8211E Ethernet PHYs (WS1597)
リリースノートより
DisplayLink Manager対応のUSBグラフィックアダプタに接続した外部ディスプレイの回転(ポートレートモード)はIntel Macではサポートされていましたが、Apple M1チップ搭載のMacでは利用できない機能となっていました。
これに対し、DisplayLink Manager v1.6.0 Betaでは、Apple M1チップ搭載のMacでもDisplayLink Managerのメニューバーアイコンから外部ディスプレイの回転(90°, 180°, 270°)角度を選択するだけで、システム環境設定の[ディスプレイ]メニューにその回転が反映されるようになっているので、外部ディスプレイを縦長に使いたい方は試してみてください。
Beta版だけかもしれませんが、DisplayLink Managerではシステム要件からmacOS 10.15 Catalinaが外されています。
- DisplayLink macOS Software – DisplayLink
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