VMware、macOS 12 MontereyをサポートしIntel MacでWindows 11ゲストのサポート準備を行った「VMware Fusion v12.2」アップデートをリリース。

　VMwareがmacOS 12 MontereyをサポートしIntel MacでWindows 11ゲストのサポート準備を行った「VMware Fusion v12.2」アップデートをリリースしています。詳細は以下から。

　米VMware, Inc.は現地時間2021年10月14日、次期macOS 12 Montereyをサポートし、Windows 11のサポート準備を行った仮想化ソフトウェアVMware Fusionの「VMware Fusion 12.2.0」アップデートを新たに公開したと発表しています。

このアップデートでは、macOS 12 Monterey のサポート、セキュリティとバグ修正、および Windows 11 サポートの準備が提供されます。https://docs.vmware.com/jp/VMware-Fusion/12.2.0/rn/VMware-Fusion-1220-Release-Notes.html のリリース ノートを参照してください。

リリースノートより

　VMwareは現在、Apple Silicon Macに対応した仮想化ソリューション「VMware Fusion for Apple Silicon」のTech Previewをユーザーに公開し開発を進めているため、今回のアップデートはIntel Mac用のVMware Fusionに公開されたもので、Fusion v12.2ではシステム要件からmacOS 10.15 Catalinaが外れ、macOS 11 Big SurをインストールしたIntel Macのみがサポートされています。

MacBook Pro (M1, 13-inch, 2020)上で動くVMware Fusion for Apple Silicon。

ハードウェアのシステム要件 : macOS 11.0 Big Sur 以降のバージョンをサポートする Intel Mac モデル。

　VMware Blogによると、VMware Fusion 12.2.0はWindows 11をフルサポートしてはいないものの、近い将来Windows 11をサポートするためにVMware Tools 11.3.5の提供やWindows 11の.vmxファイルに”managedvm.AddVTPM=”software”を追加することで実験的に仮想VPMを有効にできるようになっているそうです。

　また、VMwareプロダクトラインマネージャのMichael Royさんによると、今年はVMworldのスケジュールが例年と異なったため、例年10月に行っている「VMware Fusion」の有償アップグレードは行われず、Fusion 12 Pro/12 Playerに対する一般的なサポートを2022年12月まで延長しているそうなので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。

This update is provided to users on macOS 11 Big Sur and later, and extends the “general support” period of Fusion 12 Pro and Fusion 12 Player to December 2022, meaning we will continue to provide updates which include features, bugfixes and security enhancements.

Fusion 12.2 Now Available – VMware Fusion Blog

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