MacBook Pro以外でもTouch Barの機能を利用できるようにしてくれるユーティリティ「Touché」がApple Siliconをサポートして復活したそうです。詳細は以下から。
元Appleのソフトウェアエンジニアで現在はMarsEditなどを開発しているRed Sweater SoftwareのDaniel Jalkutさんは現地時間2021年08月17日、Late 2016以降のMacBook Proに搭載されているファンクションキーに代わるタッチスクリーン「Touch Bar」をTouch Barシミュレータの機能を利用してデスクトップ上に表示、全てのMacで利用できるようにしてくれるユーティリティ「Touché」の最新バージョンとなる「Touché v1.1.5」をリリースしたと発表しています。
Touché 1.1.5 is now available from the Touché home page.[…]Touché is an unusual product for me in that I don’t actually use it myself. When functionality stopped I was tempted to remove it from the site altogether, but now that I’ve gotten it working again, I think it will be nice to make it available to those who will enjoy it.
Touché 1.1.5: It Works Again! – Red Sweater Blog
JalkutさんはTouchéを2016年にリリースしたものの、その後Touch Barを取り巻く状況が変化し、ここ数年の間にTouchéは全てのMacで動かなくなっていたそうですが、新たにリリースされたTouché v1.1.5はIntelとApple SiliconをサポートしたUniversal 2 Binaryで、再び全てのMacで動作するようになったそうです。
Touchéは開発したJalkutさん自身も既に利用していないそうで、最近ではTouch Barをサポートしたアプリも減ってきていますが、Touchéのシステム条件はmacOS 10.12.1 Sierra以降のMacで、公式サイトから無料でダウンロードできるので、まだTouch Barが必要な方は試してみてください。
- Touch bar for everyone – Touché
- Touché 1.1.5: It Works Again! – Red Sweater Blog
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