AMDがMac Pro (2019)向けに新たに販売を開始した「Radeon Pro W6000X」シリーズのBoot Camp for Windows 10 GPUドライバを公開しています。詳細は以下から。
AppleおよびAMDは現地時間2021年08月03日、2019年12月にAppleが販売を開始したプロユーザー向けのデスクトップMac「Mac Pro (2019)」向けにRDNA 2アーキテクチャを採用したMPXモジュール式のグラフィックスカード「AMD Radeon Pro W6000X」シリーズを発表、オプションまたは単体での販売を開始しましたが、AMDは現地時間08月12日、このRadeon Pro W6000XシリーズのWindows 10用ドライバを新たに公開しています。
最大16テラフロップスの演算性能、32GBのメモリ、512GB/sのメモリ帯域幅。Radeon Pro W6800Xを搭載したMPX Moduleは、驚くほどパワフル。さらにパワーが必要な場合は、2つのRadeon Pro W6800X GPUを組み合わせてW6800X Duoにすることもできます。グラフィックス性能、メモリ、メモリ帯域幅が2倍になるW6800X Duoは、Appleで最もパワフルなグラフィックカードです。
Mac Pro – Apple(日本)
Mac Pro (2019)には現在もCascade Lake世代のIntel Xeon W-3200シリーズが採用されているため、AppleのBoot Campアシスタントを利用してWindows 10をインストールすることが可能ですが、GPUに関してはアップデートの度に別途ドライバが必要となっているため、Radeon Pro W6000Xシリーズの性能をフルに利用するためにはAMDが新たに公開した「Boot Camp Driver for Windows 10 v20.45」が必要で、
Windows 10環境では不明ですが最新のmacOSドライバでは、現在AppleとAMDが発売したMac向けグラフィックカードの中で最もパワフルなグラフィックカードとなっている「Radeon Pro W6800X Duo」を2台利用することでPro Display XDRなどの6Kディスプレイを最大10台接続することが可能になっているそうなので、テスト環境を整えられる方は試してみてください。
- Mac Pro – Apple(日本)
- Apple Boot Camp Software Graphics Drivers – AMD
コメント