LaTeX Beamerなどで作成されたPDFスライドを表示できるプレゼンテーション・アプリ「SlidePilot for macOS」がオープンソース化されています。詳細は以下から。
SlidePilotはドイツのハインリッヒ・ハイネ大学でコンピューターサイエンスの修士課程をされているPascal Brabandさんが2020年から開発を続けているPDF用プレゼンテーション・ツールですが、このSlidePilotのMacアプリ「SlidePilot for macOS」がv1.6.3アップデートとともにオープンソース化されています。
Open Source: SlidePilot is now fully open source. Go to GitHub and take a look and the source code and feel free to contribute!
リリースノートより抜粋
SlidePilot for macOSはLaTeX(Beamer)などで作成したPDFフォーマットのプレゼンテーションを作成するユーザー向けに開発されたアプリで、昨年には有料であるもののiPhoneからSlidePilot for macOSを操作できる「SlidePilot Remote」アプリも公開されおり、今回のアップデートではこのSlidePilot Remoteにポインター機能も追加されています。
ポインターのアピアランスはカーソルやハンド(✋)、ドット、サークル、ターゲット(黒/赤)から選択可能で、SlidePilot for macOSのシステム要件はOS X 10.11 El Capitan以上となっているので、LaTeXユーザーの方は試してみてください。
SlidePilot v1.6.3
Release August 04, 2021
What’s new
- Open Source: SlidePilot is now fully open source. Go to GitHub and take a look and the source code and feel free to contribute!
- Remote Control Pointer: You can now control the pointer using SlidePilot Remote. Therefore install the latest version of SlidePilot Remote.
Fixes
- Fixed a bug where the app would crash after auto-reloading, if the document had one or more new pages.
コメント
プレゼン特化アプリは頻繁に使うわけではないけど、使い勝手良いのがほしい。
日本人が開発した sanscadre は、画像/PDF/動画を並べられる。
将来的には AdobeXD 活用のインタラクティブなプレゼンになっていくんじゃないのかな。