CanonとNikonがmacOS 11 Big SurおよびApple Silicon Macにてカメラユーティリティの検証結果を公開しています。詳細は以下から。
Appleが2020年11月にリリースしたApple Silicon Macではユーザーインターフェースが刷新され、Intel(x86)に加えてApple Silicon(arm64)がサポートされたことで、現在でも多くのサードパーティメーカーが互換性の検証を行っていますが、同社のカメラユーティリティとmacOS 11 Big SurとApple Silicon Macとの互換性を検証していたCanonとNikonが検証をほぼ完了したとして、その結果を公開しています。
Canonは現地時間2021年07月08日、Nikonは07月19日に公開/アップデートしたサポートドキュメントによると、両社が公開しているカメラ/写真向けユーティリティは以下のバージョンでmacOS 11 Big Sur搭載のIntel/Apple Silicon Macに対応しており、ほぼ問題なく利用できるそうです。
Canon
- Digital Photo Professional 4.14.0~
- EOS Utility 3.13.20~
- Picture Style Editor 1.26.0~
- EOS Webcam Utlity 1.0
Nikon
- Capture NX-D Ver.1.6.5
- ViewNX-i (ViewNX-Movie Editor/Nikon Transfer 2含む) Ver.1.4.5
- Picture Control Utility 2 Ver.2.4.8
- Nikon Message Center 2 Ver.2.4.0
- Camera Control Pro 2 Ver.2.33.1
- Wireless Transmitter Utility Ver.1.9.5
- IPTC Preset Manager Ver.1.2.0
- Webcam Utility Ver.1.0.1
- NX Studio Ver.1.0.0
ただし、Apple Silicon Macでは両社のMac用ユーティリティアプリは、ほぼ全てRosetta 2のインストール&変換が必要で、CanonはApple Siliconのネイティブサポートについては現在検討中としているので、仕事でカメラユーティリティを利用されている方はチェックしてみてください。
Rosettaにより、Intelプロセッサを前提とした機能をAppleシリコン搭載のMacで実行できます。Rosettaの使用を開始するには、インストール後にアプリケーションを開き直す必要があります。
Rosetta 2 Updaterより
- 【カメラ】macOS Big Sur(11.0)対応状況 – キヤノン
- macOS Big Sur対応についてのご案内 – ニコンイメージング
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