macOS 12 MontereyとiOS 15のSafari 15ではHTTP接続のWebサイトを自動でHTTPS接続に変更するそうです。詳細は以下から。
Appleは日本時間2021年06月08日から完全オンラインで開催しているWWDC21の基調講演で、次期Mac用OS「macOS 12 Monterey」や次期iPhone/iPad用OS「iOS/iPadOS 15」では、デフォルトブラウザである「Safari v15」をアップデートしデザインを刷新&iOS/iPadOSでも機能拡張が利用可能になると発表しましたが、このSafari v15ではHTTPサイトを自動でHTTPSサイトへアップグレードする機能が追加されていそうです。
HTTPS upgrade
Safari automatically upgrades sites known to support HTTPS from insecure HTTP.macOS Monterey Preview – Apple
AppleのMonterey Previewサイトの記述を見る限り、HTTPとHTTPSプロトコルでWebサイトが用意されている場合、入力したURLがhttp://であってもhttps://接続が優先して選択されるよで、これにより、より安全で高速な接続が行われるようです。
Googleも2021年04月にリリースしたChrome 90で「default to HTTPS」を宣言し、開くURLが”example.com”だった場合、これまではhttp://をデフォルトとしていましたが、Chrome 90以降はhttps://をデフォルト利用するようになっているので、まだHTTPS化していないWebサイトを管理されている方は、HTTPSへの移行を検討したほうがよさそうです。
Chrome will now default to HTTPS for most typed navigations that don’t specify a protocol. HTTPS is the more secure and most widely used scheme in Chrome on all major platforms.
A safer default for navigation: HTTPS – Chromium Blog
- macOS Monterey Preview – Apple
- A safer default for navigation: HTTPS – Chromium Blog
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