ユーザー自身がセッションを作成しメニューバーから作業時間を確認できるシンプルなMac用タイムトラッカーアプリ「Pandan」がリリースされています。詳細は以下から。
MacにはTimingやCurrentKey Statsなどのタイムトラッカーアプリ、ポモドーロ、20-20-20ルールアプリなど作業効率のアップや疲労回復を目的としたアプリが多く開発されていますが、これらのアプリはアクセシビリティ(コンピュータの制御)権限を必要とし、ユーザーが操作したアプリの使用時間などを細かく取得しますが、そのような権限を必要とせず、ユーザーが自分自身で作業(セッション)の開始を設定できるタイマーアプリ「Pandan」がリリースされています。
Pandan is a time awareness tool, not a traditional time tracker or break reminder. It shows you how long you have been actively using your computer, to make you aware and let you decide when it’s time to take a break. We all know how easy it is to get lost in an exciting task.
Pandan – Mac App Store
Pandanを公開したのは元Googleのエンジニアで現在はPatronやGitHub Sponsorsの支援によりフルタイムでオープンソースに貢献しているSindre Sorhusさんで、Pandanは他のタイムトラッカーやリマインダーアプリとは異なり、ユーザー自身がアプリの[New Session]をクリックして作業の開始を申告。
Announcing my latest app:
🌿Pandan — Time awareness in your menu barhttps://t.co/iDJRCYmUV7 pic.twitter.com/MoFdrrRlu6— Sindre Sorhus (@sindresorhus) May 30, 2021
作業を開始するとPandanは作業の詳細な情報の取得は行わず作業時間のみをメニューバーに表示するだけで、一定時間マウスやキーボード操作がなくなるとセッションを閉じて履歴に保存してくれるので、メニューバーの作業時間を目安に好きな時間に休憩を取ることができます。
Pandanのシステム要件はmacOS 11.3 Big Sur以上で、Mac App Storeで無料で公開されており、アイドル時間が何分続くとセッションを閉じるかの設定や作業時間通知を表示するオプショもあるので、興味のある方は試してみてください。
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