Apple、現在販売されているベースモデルのiMac Pro (2017)の供給がなくなった時点でiMac Proの販売を終了すると発表。

iMac Proのフロントアイコン iMac Pro
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 Appleが現在販売されているベースモデルのiMac Pro (2017)の在庫をもってiMac Proの販売を終了すると発表しています。詳細は以下から。

iMac Proのフロントアイコン

 Appleは現地時間2021年03月04日、2017年に販売を開始した「iMac Pro (2017)」のカスタマイズページをアップデートし、iMac Proのカスタマイズ販売を在庫がなくなり次第終了すると発表しましたが、その後、AppleはThe VergeやiMoreなど各メディアに対し、現在販売されているベースモデルの供給がなくなり次第iMac Proの販売を終了すると通知したそうです。

Apple tells The Verge once supplies of the base model run out, iMac Pro will no longer be available.
Update March 6th 10:15AM ET: Adds details from Apple

Apple to stop selling iMac Pro base model, which is listed as available ‘while supplies last’ – The Verge

 Appleが後継モデルの発表前に特定のMacのモデルの販売終了を明言するのは珍しいですが、iMac Pro (2017)はプロユーザー向けにSkylake-W世代のIntel Xeon Wプロセッサと最大256GBのメモリ、最大4TBのSSDが選択できるMacとしてWWDC 2017で発表、その年の12月に発売されたものの、

より拡張性を望むユーザーには2019年12月にタワー型のMac Pro (2019)が、液晶一体型のAll-in-One Macを望むユーザーには2020年08月にPro Display XDRとおなじ反射コーティング(Nano-textureガラス)が選択可能なiMac (Retina 5K, 27インチ, 2020)が発売されたため、既にその存在意義を失っていたようです。

iMac (Retina 5K, 27インチ, 2020)とMac Pro (2019)とiMac Pro (2017)

 また、BloombergのMark Gurmanさんは、Apple Silicon Macを採用し既存のiMac特有の顎(chin area)が取り除かれ、背面がフラットになったApple Pro Display XDRライクなデザインの21.5-/27-inch iMacが年内にも発表されるとコメントしているので、

iMac Proの購入を検討していた方は、デスクトップ向けApple Siliconを搭載したiMacとMac Proの発表を待ったほうがいいかもしれません。

iMac 2020やMac Pro 2020が目指すパフォーマンス

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