AppleがiMac Pro (2017)の電力消費と熱出力情報を公開しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2017年12月20日、Intel Xeon WプロセッサやAMD Radeon Pro Vega GPUを搭載した「iMac Pro (2017)」モデルの電力消費量と熱出力情報を新たに公開しています。測定にはまだ出荷が始まっていないiMac Proの上位モデル(18-Core) + フルスペック(Vega 64, 128GBメモリ, 4TB SSD)が利用され、各値は以下の通り。
iMac Pro (2017) | |||
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27-inch Retina 5K display, 2.3GHz Intel Xeon W processor, 128GB 2666MHz DDR4 ECC memory, 4TB solid-state drive (SSD), Radeon Pro Vega 64 graphics processor with 16GB of HBM2 memory |
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消費電力(230V/50Hz) | 熱出力 | ||
待機中 | CPU最大稼働時 | 待機中 | CPU最大稼働時 |
64W | 370W | 218 BTU/h | 1,262 BTU/h |
消費電力
公開されたデータをiMac 2017までのデスクトップMacの消費電力と比較すると、iMac Pro 2017の消費電力はアイドル時は64Wと現行の5K Retinaディスプレイを採用したiMacと同程度ですが、
CPU最大稼働時では旧Mac Pro (Mid 2010)や(Late 2013)モデルより消費電力が高く、Clarkdale世代のIntel Core iプロセッサを採用した2010年の上位モデルと同程度となっており、これまで発売されたどのMac Pro/iMacよりも高い値となっている様です。
熱出力
また、熱出力についても同様にiMac Pro 2017は過去最大となっており、CPU最大稼働時はiMac 5K Mid 2015モデルの倍近くになっているので、利用される方はディスプレイ下の空気孔と背面の排出口を塞がないように利用する方がいいと思われます。
- iMac Pro power consumption and thermal output – Apple Support
コメント
冬は暖房いらずでいいかもよ。でも夏は…
後ろの口塞がるとHDDの温度が爆上がり
こまめに掃除も忘れずに
省エネに注力し過ぎて性能を落とされるよりは全然マシ
imacの筐体で夏場持つのかね