iOS 14.4ではサードパーティ製のヘッドフォンや補聴器などBluetoothオーディオ・デバイスの種類を指定することで、聴覚に影響を与える可能性のあるヘッドフォンの音量を正確に測定することが可能になりました。詳細は以下から。
Appleは現地時間2021年01月26日、iOS 14/iPadOS 14対応のiPhoneおよびiPad向けに「iOS 14.4/iPadOS 14.4 (18D52)」を正式にリリースしましたが、同バージョンでは設定アプリでサードパーティ製のBluetoothオーディオ・デバイスの種類を指定することが可能になっています。
To help improve the accuracy of headphone audio measurements for third-party Bluetooth devices, you should classify them as headphones, speakers, or other types (iOS 14.4 or later).
iOS 14.4のユーザーマニュアルより
この設定はiPhoneやiPadに接続したヘッドフォンや補聴器、カーステレオ、ステレオなどBluetoothオーディオ・デバイスのペアリングパネルに追加されており、Bluetoothオーディオ・デバイスの種類を指定したい場合は設定アプリから[Bluetooth] → [設定するBluetoothオーディオ(i)]へ進み、そのBluetoothデバイスの種類を選択します。
デバイスの種類を指定すると、ヘッドフォン音量を正確に測定できるようになります。
iOS 14.4より
この機能はAppleがiOS 14.2から導入した「聴覚機能/ヘッドフォン通知」に関連しており、サードパーティ製ヘッドフォンやスピーカーからの音量を正確に測定することで、ユーザーの聴覚に影響を与える音量*をiPhoneが7日間測定すると、ユーザーに通知を表示し、音量を下げてくれるので、Apple製(AirPodsやBeats)以外のヘッドフォンを利用されている方は設定してみてください。
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イヤホンが無いのが謎