AdobeがmacOS 11 Big SurへアップグレードしたMacで、全てのCCアプリを対象にファイル同期が止まったり、AcrobatでPDFにした署名が見えなくなる問題が確認されたとしてサポートページを公開しています。詳細は以下から。
Adobeは現地時間2020年11月14日、前日にAppleがリリースした「macOS 11 Big Sur」とAdobe CCアプリで確認されている、不具合をまとめたサポートページを公開しましたが、本日、そのサポートページを更新し、新たに複数の不具合が発見されたと発表しています。
What are the known issues or bugs?
See the documents below for known issues with Adobe apps and macOS Big Sur.Can I run my Adobe apps in macOS Big Sur? – Adobe
新たに追加された不具合はAdobe CCアプリ全般でファイルが同期できない/同期中に止まってしまうという問題と、Acrobatに関するもので、Adobe CCアプリで同期が止まる問題については、macOSの機能拡張でAdobeの「Core Sync」の[✅Finder機能拡張]を有効にして、更に問題があればアクティビティモニターアプリでCore syncを強制終了し、Macを再起動して欲しいという解決策が示されていますが、
AcrobatとAcrobat Readerについては、読み上げのアクセシビリティの音声が正しくなかったり、ドロップダウンメニューの歪み、Adobe Dialog Managerで矢印キーが使えない、最大化やテーマを変更するとレンダリングに問題が生じるといた不具合から、署名やイニシャルをPDF上に置くとフリッカーが発生した見えなくなったりするという不具合もあるため、Adobeは可能ならばこれらの不具合が解決するまでアップグレードを待つようにすすめています。
The signature or initial becomes invisible or shows continuous flicker when you place it on a PDF. [4316246]
Acrobat and macOS Big Sur (version 11) compatibility – Adobe
コメント
いつもの Adobe
毎度の事ながら Apple が 8 月からプレビュー版を提供してるのに何で対応出来てないんだ?
Apple変えすぎ、サードパーティが可哀そう。