macOS 11 Big SurではiOS 14と同じくウィジェットを通知センターに追加することが可能になりました。詳細は以下から。
macOSには昨年(2019年)まで、2005年にリリースしたMac OS X 10.4 Tigerで導入された「Dashboard (ダッシュボード)」に配置できるHTMLやCSS、JavaScriptベースで開発可能な「ダッシュボードウィジェット (Dashboard Widgets)」と、
2014年にリリースされたOS X 10.10 Yosemiteで導入されたOS Xの「Notification Center (通知)」に配置できる本日の情報を素早くひと目で確認できるようにした「今日のウィジェット (Today’s Widgets)」の2つのウィジェットがありましたが、前者は「macOS 10.15 Catalina」で32-bitアプリやiTunesと同じく廃止され、macOS 10.15 Catalinaでは通知センターのウィジェットのみになっていました。
そんな中、WWDC20ではiOS 14/iPadOS 14でホーム画面に固定可能な「ウィジェット」機能が追加されることが発表されると同時に、macOS 11 Big Surでは、通知センターのウィジェットが刷新され、このiOS 14やiPadOS 14のウィジェットと同じウィジェットをmacOS 11でも利用できることが発表されていました。
In iOS 14, iPadOS 14, and macOS 11, widgets differ from the Today widgets available in earlier versions, offering a redesigned appearance and expanded capabilities. Widgets also use a different implementation framework; for developer guidance, see Creating a Widget Extension.
Widgets – System Capabilities – iOS – Human Interface Guidelines – Apple Developer
macOS 11のウィジェットの使い方
macOS 11 Big Surのウィジェットは、ホーム画面上に設置できるiOS 14のではなく、設定位置が固定されているiPadOS 14のウィジェットに似ており、通知センターの通知下に表示され、ウィジェットは通知センター1番下の[ウィジェットを編集]から追加/削除することができます。
アプリにもよりますがウィジェットのサイズは小/中/大の3サイズから選択可能で、小サイズは通知センターの1/2サイズで2つ横に並べて設置できますが、中/大サイズは通知センターと同じ(フル)サイズで横に並べることはできず、macOS 11 Big SurではiOS 14/iPadOS 14の「スマートスタック」のようにウィジェットを重ねることもできませんが、
macOS 11 Big SurのウィジェットもiOS 14/iPadOS 14と同じように情報は定期的にアップデートされ、アプリによってはダークモードもサポートしているので、Big Surへアップグレードした方は開いてみてください。
- macOS 11 Big Surの新機能まとめ。 準備中
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コメント
Windows Vistaでは使えない子判定されダッシュボードもイマイチで日の目を見なかったウィジェットが徐々に復活してくるとはね。
iOSのウィジェットはちょっと便利さが加わった感じだけど新しいmacの方は前よりさらに良くなっているんだろうか