macOSをVimライクなキーバインドで操作できるユーティリティ「Vimac」がWebKitとElectronアプリでのパフォーマンスを向上させ、数字キーでの選択をサポートしています。詳細は以下から。
シンガポールのDexter Lengさんは現地時間2020年08月29日、macOSのクリックやスクロールといった操作をVimのようなキーバインドで行えるようにしてくれるユーティリティアプリ「Vimac」をv0.3.11へアップデートし、WebKitやElectronアプリでHintモードの表示をより高速化するとともに、数字キーでHintを表示できるようにしたと発表しています。
Version 0.3.11 (20)
- Massive hint mode performance boost in webkit and electron apps 🚀
- Fix force keyboard layout not reverting properly
- Allow numbers as hint characters
- Customize element actions to show hints for (e.g. AXPress, AXShowMenu…)
リリースノートより
Vimacはv0.3.9アップデートでカスタムキーバインドがサポートされていましたが、v0.3.11では[Custom Characters]エリアに英数(6文字以上)を入力できるようになっており、指定したョートカットでその数字をUIエレメント上に表示、操作したいUIエレメント上の数字を入力すればそのエレメントがクリックされます。
また、今回のアップデートではHintsを表示するエレメントを一部に限定できるよう、Accessibility APIで選択できるエレメント(AXPressやAXShowMenu)をユーザーが指定できるようになっているので、全てのエレメントにHintsが表示されて煩わしかった方は試してみてください。
- Vimac – Dexter Leng
- dexterleng/vimac: Vimium for macOS. – GitHub
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