Webカメラから取り込んだ映像をレイヤーにしてディスプレイ上に表示してくれるユーティリティ「Vidrio for Mac」がグリーンバックに対応し、お天気キャスターのような表示が可能に。

Vidrio for Macとグリーンバック 仕事効率化
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 Webカメラから取り込んだ映像をレイヤーにしてディスプレイ上に表示してくれるユーティリティ「Vidrio for Mac」がグリーンバックに対応し、お天気キャスターのような表示が可能になりました。詳細は以下から。

Vidrio for Mac

 VidrioはロンドンのJim Fisherさんが開発しているビデオ会議用のユーティリティアプリで、MacのFaceTimeやWebカメラから取り込んだ映像をMacのデスクトップ上に表示して対話型の説明を行う機能がありますが、

このVidrioがv1.21アップデートでグリーンバックを利用し、背景のみを透過さてデスクトップ上に表示する、お天気キャスターのような外見(Weathercaster Look:ユーザーとMacのデスクトップのクロマキー合成)に対応しています。

Vidrio for Macとグリーンバック

Get the new “weathercaster” look! Fetch your green screen, check “Remove background” in the Vidrio menu, then open a weather app — congratulations, you’re now a weathercaster! And unlike old-time weathercasters, you can change your size and position with the swipe of a slider.

Vidrio – Mac App Store

使い方

 お天気キャスターのような外見を利用するには、グリーンバックを背景にしてMacに接続されたFaceTime HDやWebカメラに映り、メニューバーアイコンから[Remove background]を選択するだけで、Macのデスクトップ上にユーザーの外見のみが表示されます。

Vidrio remove background

 また、Vidrio v1.21ではクロマキー合成したユーザーの位置を左右に移動/ユーザーの大きさを変更するスライダーが追加されており、デスクトップ上に表示されるユーザーの不透明度を記録するようになっています。

 Vidrioは無料の通常版の他に、Vidrioのウォーターマークを消すことが出来るPro版(月額9.99ドル)が用意されていますが、現在は新型コロナウィルス(COVID-19)の影響を受けて在宅勤務をされているユーザーを支援するためとにPro版も無償化されているので、ZoomやMicrosoft Teams、Google Meetなどを利用して、ビデオ会議をされている方は試してみてください。

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