Parallels、macOS 10.15 CatalinaやMetal APIでのDirectX 11をサポートした仮想化アプリ「Parallels Desktop 15」をリリース。

Parallels Desktop 15 Parallels-Desktop
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

 ParallelsがmacOS 10.15 CatalinaやMetal APIでのDirectX 11をサポートした仮想化アプリ「Parallels Desktop 15」をリリースしています。詳細は以下から。

Parallels Desktop v13 for Macのアイコン

 Mac用仮想化ソリューション「Parallels Desktop」シリーズを開発&販売しているParallels Inc.は現地時間2019年08月12日、Appleが今年の秋にリリースを予定しているmacOS 10.15 CatalinaやDirectX 11をサポートした「Parallels Desktop v15」をリリースしたと発表しています。

Parallels Desktop 15

With Parallels Desktop, you can run Windows, Linux and other popular operating systems on your Mac® without rebooting. For over a decade, we’ve been the #1 solution for over 7 million users worldwide.Version 15 includes many exciting features: Support for DirectX 11, leveraging macOS® Catalina innovations, additional Mac integration points, new virtualized hardware, performance increases and lots more.

Just Released! Parallels Desktop 15 for Mac – Parallels Blog

Parallels Desktop 15 for Macの新機能

 Parallels Desktop v15は次期macOS 10.15 Catalinaをサポートするため、Catalinaの新機能であるiPadをMacのセカンドディスプレイとして利用できるSidecarを利用し、仮想マシンやライブラリをiPad上に表示することも可能で、

Apple Pencilを利用してWindowsゲストを操作することも可能。

これまでOpenGLを利用してサポートしてきたMicrosoftのDirectXシリーズを、Appleの協力の下AppleのグラフィックスAPI「Metal」を利用してDirectX 11までをサポートすることに成功したそうで、これによりAutodeskなどのCADソフトや3Dゲームを体験できるようになっており、同時にXbox OneのゲームコントローラーやLogitech CraftキーボードIRISPenをOver Bluetoothでサポートしています。

DirectX

ドラッグ&ドロップやメール統合

 また、Parallels Desktop v15ではAppleがmacOS 10.14 Mojaveからサポートした新しいスクリーンショット機能のプレビューをドラッグ&ドロップしてそのままWindowsゲストで利用したり、WindowsのパスワードをmacOSのデフォルトパスワードマネージャーKeychainに保存するといった新機能も30種類以上導入されています。

価格

 Parallels Desktop v15の価格は新規ライセンスが8,345円、アップグレードが5,204円、ProおよびBusinessの新規サブスクリプションが年間9,818円、アップグレードは5,204円/年で、本日から発売が開始されており、同時に14日感利用可能なトライアル版もv15へアップデートしているので、利用してみたい方は公式サイトへどうぞ。

Parallels Desktop 15 for Mac

次期macOS 10.15 Catalinaでは32-bitアプリが利用できなくなりますが、ParallelsでmacOS 10.14 Mojave以前の仮想マシンを作成すれば仮想マシン内で32-bitアプリを実行可能です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました