AppleがiOS 14&iPadOS 14の新機能プレビューページをアップデートし、日本語など非ラテン語のメールアドレスのサポートやアクセシビリティ機能に火災警報、手話の自動検出機能を追加しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2020年07月06日、WWDC20で公開したiOS 14およびiPadOS 14の新機能をまとめたプレビューページをアップデートし、複数の新機能を追加しています。
iOS 14 brings a fresh look to the things you do most often, making them easier than ever.
iOS 14 Preview – Features – Apple
iOS 14とiPadOS 14の新機能
iOS 14とiPadOS 14の主な新機能はアプリを自動的にかたしてくれるAppライブラリやホーム画面ウィジェット、動画のPinP(iOS)で変わりはありませんが、Appleは新たに各言語とアクセシビリティに対する新機能として以下の機能を追加しています。
追加された新機能
- ラテン語以外の言語のメールアドレス
- 新しいメールアプリは中国語、日本語、韓国語、ロシア語、タイ語、ヒンディー語などラテン語以外のメールアドレスを利用できます。
- Siriの知識量が拡大
- WWDC20の基調講演でも触れられていた通り、音声アシスタントSiriの知識量はここ3年間で約20倍に。
- 音声認識
- iOS 14/iPadOS 14を搭載したiPhoneやiPad、iPod touchではアクセシビリティの機能としてOn-Deviceの音声認識により、火災報知器やドアのベルなど特定の音やアラートを検出すると、警報を聞き逃してしまう可能性があるユーザー(耳の不自由な)に通知します。
- バックタップ(Back Tap)*iOSデバイスのみ
- iPhoneの背面を2回または3回叩くだけで拡大鏡を開いたり、ポケットに入った状態でもVoiceOverを起動したりすることができます。この機能はiPhone 8, iPhone 8 Plus, iPhone X, iPhone XS, iPhone XS Max, iPhone XR, iPhone 11, iPhone 11 Pro, and iPhone 11 Pro Maxで動作します。
- 手話を検出
- グループFaceTime通話中に参加者の中に手話を使うユーザーが居ると、その相手を目立たせることができます。
この他、アップデートされたiOS 14/iPadOS 14の新機能では、Siriを利用した翻訳機能で多くの言語から中国語への変換が可能になるようですが、Appleのプレビューページは毎年リリースが近づくと「iOS 14ではなくiOS 14.xでサポート」という注釈がついたり、突然新機能が消えたりするので、今後どうなるかは不明です。
- iOS 14 Preview – Features – Apple
- iPadOS Preview – Features – Apple
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背面タップは使えそう